TAMAHACHI08 -official blog-(※旧・大西洋少年ジャンプ総合研究所)

AI召喚術士としての活動拠点&少年ジャンプやアニメ・マンガ等への個人的な意見・感想を発信


【今週の少年ジャンプ】強さのインフレは“脳内変換”して補おう

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・表紙『ONE PIECE』(2回目)

・センターカラー『SAKAMOTO DAYS』『超巡!超条先輩』

来週からしばらく休載となるワンピースですが、偶然にもサカモトデイズも休載ということで、ちょっと寂しい気持ちになりました。

ワンピースの本編の話ですが、ドリーとブロギーの巨兵海賊団のダブル船長が救援に駆けつけてくれるという胸熱展開。ただ相手は五老聖というラスボス級の化け物なので、さすがに厳しいのではないかと思う読者も多いでしょう。

この二人はおよそ百年前の時点で賞金額1億円ということは有名ですが、ワンピース世界でもいわゆる“インフレ”が起きていることを加味すれ、今現在でいえば軽く10億円以上の脅威はあったと推測できます。

さらにこの100年の期間、二人は命がけの決闘を続けてきたことや、武器が新調されたことを考えれば、強さのインフレが起きている現在のワンピースでも十二分に強いキャラと脳内判断できると思います。

 

さて、まだまだ新連載から間もない超条先輩ですが早くもセンターカラーという活躍ぶりは、ギャグマンガとして定着が見込めそうで安心感が高まりました。ギャグマンガが『僕とロボコ』の独壇場だと、いつまたギャグマンガの系譜が絶たれるかわかりませんからね。

 

最後に『磯部磯兵衛物語』ドラマ化おめでとうございます🐥

【今週の少年ジャンプ】ジャンプにバドミントンで流行りを回避

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・表紙『アオのハコ』(今年初)

・センターカラー『キルアオ』『鵺の陰陽師

3周年おめでとうございます!告白成功からのインターバルを挟んで、現在はヒロインと主人公双方の熱戦が続いてますが、ここまで恋愛とスポーツを自然とミックスさせているストーリーは見事の一言。

バドミントンは、ジャンプにおいてはほとんどスポットライトを浴びたことのないスポーツだったので、チョイスが良かったのでしょう。

度々申し上げている通り、自分は流行りに乗っかったジャンルの新連載は拒絶し、新たな潮流を生もうとするマンガを応援するタイプなので、その点でアオのハコは気に入ってました。

今後の展開にも期待したいです。

 

~~~~~ 読切評価 ~~~~~

『ゴースト・ワーカホリック』(ダンジョウ)

評価……○

 

“除霊”という私がよく文句を言う“妖怪モノ”と同然のジャンルなので、そこは首を傾げますが、作画やキャラクターの表情は割と好み。暗い雰囲気でヒロインがオドオドするというベタな展開ではなく、物怖じしない主人公の先生が終始テキパキと解決していく様子は、スッキリ読めるで(○)評価にしました。

~~~~~~~~~~~~~~~~

よくあるバトルマンガは「ピンチになったヒロインが主人公が能力を使って助ける」という骨格をどのように肉付けして、他と差別化するかがポイントになるが、最近はそもそもこの骨格が古臭いと思われたりします。

案外マンガ家さんや編集より、読者のほうがそこに鋭かったりしますので、ときには誹謗中傷を避けつつ正直な意見が出回ってほしいです。

 

【今週の少年ジャンプ】“刀”と“拳”には各々の良さがあるから両方大事

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・表紙『呪術廻戦』(今年初)
・センターカラー『夜桜さんちの大作戦』『グリーングリーングリーンズ』

鳥山明先生急逝という悲し過ぎるニュースから立ち直れていない人もいらっしゃるでしょうが、これまで多くの漫画家がそうだったように鳥山先生が残した作品はこれからも生き続けていくので、それをささやかな楽しみにこれからも頑張っていきましょう。

 

さて連載6周年で現ジャンプで三番手の『呪術廻戦』。実は平成最後の連載作品という肩書きも持ちますが、ちょうど海外でのサブスクなどで日本アニメ配信が普及し、市場が熟成されたタイミングでアニメ化されたこともあり、海外人気が高いという印象です。

鬼滅の刃』は刀での斬り合いが基本の一方、異能力バトルや肉弾戦が中心の呪術は、より海外の人にもウケ・理解がいいのかもしれません。まあ、刀と拳のどっちかなんてのは、優劣ではなく好みの問題ですから両方あればイチバンに違いありません。

 

……全然話が変わりますが、一昨日初めて「Bling‐Bang‐Bang‐Born」が『マッシュル-MASHLE-』の主題歌って知りましたwww。

最近ジャンプ本誌・ジャンプ+作品がアニメ化しても、全然視聴しないという愚行を続けているので、やや後悔するとともに、アニメ視聴は疲れるという老化を実感して落ち込んでます。ワンピースと鬼滅しか視聴しない、なんてジジイですよね。

あ、でも『ラーメン赤猫』は視聴・Blu-ray購入を決めてます!……いわゆる飯テロ系っぽいので腹減りそうですが🐔

 

【今週の少年ジャンプ】『あかね噺』をより楽しむなら現実の落語界に触れよう~

※やっぱり"書きたい"欲が出たので復活しました🐤

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・表紙『あかね噺』(今年初)
・センターカラー『僕とロボコ』『カグラバチ』

連載2周年おめでとうございます!流行と関係ない“落語”テーマで、見事にジャンプの人気作品として確固たる実績をあげることに成功しましたね。

あるサイトで落語の歴史について軽く学ぶ機会があったのですが、落語の“ネタ”以外にもその歴史についても知っておくとより楽しめることが改めてわかりました。

あかねはフィクションとはいえ現実の落語界を踏まえている部分も多いので、三遊亭などの流派について知るだけでも面白味が増します。

 

んで、なんとこのタイミングで『ルリドラゴン』も復活!実はあかねとともに2022年連載の同期、かつ女性主人公モノという縁があるこの2作が揃うのは色々と感慨深い……。

残り3回の紙面での掲載からは電子限定での隔週連載となりますが、無理は禁物なのでこれからも適度に頑張っていただきたいです!

 

さてさてついでに恒例のこちらの企画もどうぞ。

~~~ 新連載予想(2024.03) ~~~

『超巡!超条先輩』(沼駿)……○

左門くんはサモナー』作者によるポリスコメディ。ギャグマンガが減少傾向かつ「こち亀」不在の現ジャンプなら、まあアリといえる設定。

元々ギャグセンスは前作の時点から好みの部類に入っていたので、期待値やギャグマンガ待望の思いを含めてこの評価にします。

 

『Dear Anemone』(松井琳)……×

ごめんなさい、自分はジャンプでこういうブラック&ブラッドは求めてないので論外。

乱雑な評価で申し訳ないですが、『チェンソーマン』と比べてもワクワクがないパターンの話なので自分的にはダメです。

~~~  以上  ~~~

 

最後に個人的に勉タメジャンプに『破壊神マグちゃん』からナプタークの読み切りが載るというのがビッグニュースでした!

……というわけで以前みたいにキッチリ毎週書くか分かりませんが、またよろしくお願いします🐔

【お知らせ】ブログリニューアル&AIイラスト活動のご報告

初めての方もそうでない方も、ようこそいらっしゃいませ。

主にジャンプやアニメに関するコラム記事を公開する虚弱ブログを運営してきた自分ことTAMAHACHI08(以下TAMA08)ですが、2022年10月よりAIイラスト生成に目覚め、それ以来日々twitter上でAIイラストを投稿する毎日を送っています。

人生最大のいいね数を記録したり、フォロワー数が大幅に増加するなどそれなりに支持を得ていることから、この度ブログをよりAIイラストに偏重した形にリニューアルすることにしました。

ぶっちゃけ、クリエイター向けサイトの多くがAIイラストを出禁にしたり凍結している例が多いので、その代わりという面もあります🐣。

 

AI専用イラスト投稿サイト「ちちぷい(chi-chi pui)」さんにも登録しているので、こちらではAIイラストに関する持論をチラホラ書いたり、広告を載せようと思います。そんで、時間があれば引き続きジャンプやアニメに関する記事も書いていきたいです。

 

ちなみにAIイラスト入門から間もないころ(22年11月頃)の体験記事を前後編で公開していますのでよかったらご覧ください。

tamahachi08.hatenablog.jp

tamahachi08.hatenablog.jp

 

最後に私がこれまでに、あるいは現在進行形で参考にさせて頂いている3つのサイトについて軽くご紹介したいと思います。

■国内における「Stable Diffusion」導入の実質的な入門書「GIGAZINE

gigazine.net

自分を含め、初期の日本におけるAIイラストで非常に多く方がお世話になったのが、GIGAZINEさんの各種Stable Diffusion関連記事。2022年秋のピーク時には2~3日に1回のペースでStable Diffusionの最新機能やテクニックに関する紹介記事が投稿されていました。今現在も画像生成AIの海外を含めた動向について頻繁に記事が掲載されています。

 

■AIイラスト専門サイトの先駆けの一つ「ちちぷい(chi-chi pui)」

www.chichi-pui.com

2022年10月30日にオープンした元祖AIイラスト・フォト専門サイトの1つで、おそらくは「」AIピクターズ」と並んで日本最大規模を誇っています。様々な投稿企画を実施しているほか、画像生成サービスやグッズ販売のページも設けてます。

 

とりあえず今後とも引き続きよろしくお願いいたします。

~ 以上 ~

【今週の少年ジャンプ】始まりと終わりが迫る2024年のジャンプ

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8月以来の集合表紙なので、早速今年最後のラインアップを見てみましょう。

ーーー 表紙分析 ーーー

・センター『ONE PIECE

・アンダーセンター『呪術廻戦』『僕のヒーローアカデミア』『アオのハコ』『あかね噺』『SAKAMOTO DAYS』

 

雪玉がムダにデカいのでキャラが小さめですが、メイン所は夏の集合表紙と同じラインアップ。ヒロアカや呪術は2021年末以降8回連続で同じポジション。つまりワンピースと合わせて事実上の現ジャンプの3強。

 

その他『アンデッドアンラック』『僕とロボコ』『ウィッチウォッチ』『逃げ上手の若君』『夜桜さんちの大作戦』が多少見やすいポジション。ひいき目でいえば『キルアオ』『鵺の陰陽師』も同じぐらい

ーーー ーーー

今年は『ブラッククローバー』と『マッシュル-MASHLE-』というファンタジー2作がジャンプ本誌から去るという少々意外な結果になりましたね。

しかし、先ほど3強と呼んだワンピース、呪術、ヒロアカがいずれもクライマックス寄りで、呪術とヒロアカに至ってはジャンプフェスタで作者がおおよそ2024年内の完結を明言するという状況……。

一方で2021年組が続々とアニメ放送があるなど、次世代の躍進も期待される……。

 

毎年そうかもしれませんが、2024年のジャンプも一筋縄ではいかなさそうですね。見方によっては“凋落”とも言われかねないぐらいの変化が起きそう。

また年内に年間振り返りの番外編書きますのでよろしくお願いします。

 

最後にひとつ、『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』観に行きましたが大満足でした!大人から子供、初心者から古参ファンまで誰もが楽しめるような内容でオススメです!

ちなみに友人の一言は「褒め言葉でクソアニメだったわwww」でした。理由は観れば分かりますwww。

【今週の少年ジャンプ】“似て非なる”の例題のようなサカモトとキルアオ

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『SAKAMOTO DAYS』(4回目)

今年ワンピースに次ぐ巻頭カラー数を記録しているサカモトデイズ。それに続いて同じ“殺し屋”テーマの『キルアオ』が掲載されていますが、この2作はけっこう掲載位置が隣り合うパターンが多いです。しかも上位で。

アオキルが新連載時は編集部の悪い癖である“ジャンル被せ”が起きてヒヤヒヤしましたが、結果的にはどちらもほぼ毎週上位の掲載位置を維持することに。

サカモトデイズが先なので、どちらかといえば藤巻先生の狙いが上手かったと言えますが、“殺し屋”という少年漫画誌で1個あれば十分なジャンルかつ、主人公がいずれも子持ちの成人男性という“被り”を出しながら棲み分けが出来ているのは見事。

“似て非なる”という言葉がぴったしの両作品は来年も更なる躍進が待っていることでしょう!

 

~~~~ 新連載予想(2023.12) ~~~~

グリーングリーングリーンズ』………×

青春系スポーツの“三匹目”のドジョウはないと思います。絵の出来映えは別に悪くありませんが、だいたいの物語の流れが読めるのでワクワクが薄い。

 

『累々戦記』……×

妖怪モノとしての差別化がゼロ。キャラデザイン並、物語の展開も並、真新しさもない。個人的にわざわざ誉める点が見いだせない。

~~~ 以上 ~~~

 

……辛辣な評価になってしまいましたが正直な印象をぶっちゃけるのがこの企画のポリシーなので……。過去には後に大人気作品となるマンガも貶してきましたが、イチ読者の眼力はこんなモノだという例になればと勝手に考えてますので、これからも個人的な感想をぶん投げていきます。

 

そういえばジャンプフェスタで色々発表があったみたいですね。アニメ版ワンピースの別シリーズとか。

【今週の少年ジャンプ】ジャンプファンだけが感じる“夜桜”と“鵺”の勢い

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ONE PIECE』(6回目)

もうワンピース本編が複線回収や過去編挿入で続々新事実が発覚するようになって長いですが、マニアによるするどい考察があってもまだまだ驚きがあるのがやはり尾田先生のすごいところ。完結したら国民栄誉賞とかあげてもいいと思いますよ、並のスポーツ選手より影響力デカいと思いますし。

 

今週号で触れたいのは、最近ジワジワと前よりに掲載されることが増えた『夜桜さんちの大作戦』とダークホース的に健闘している『鵺の陰陽師』。

夜桜さんは最初は学園コメディかな~と思っていたら、いつのまにか立派なバトル系になり、最近はファミリー感も倍増。アニメ放送と合わせて更なる躍進が期待できそうです。

……原作とだいぶストーリーに間がありますけど。

 

鵺の陰陽師も、例のアンチ妖怪モノ思想であまり期待してなかったのですが、テコ入れ無関係のヒロイン連投とマイルドな笑いが意外とファンを獲得している模様。今のジャンプは矢吹先生的な可愛いヒロイン系ラブコメが不在なので、その需要を満たしているのかもしれませんね。

『アオのハコ』は青春要素が強いのでラブコメ需要を完全には担えませんし。その証拠に今週号の鵺の水着喪失ネタなんか完全にラブコメ系でなけれはやらない内容ですが、アオハコなら炎上間違いなし。

 

果たしてジャンプにラブコメが復活する日は来るのか……

【今週の少年ジャンプ】妖怪固執主義反対派は、ジャンプ+アニメの成長を祈ります

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新連載『累々戦記』(雨宮ケント)

妖怪・悪霊・異形……呼び方はいくらでもありますが、自分はこういう非西洋的な“ヤツ”が出てくる作品は広い意味で“妖怪モノ”と扱います。逆に西洋的なら“モンスター”という感じ。

書き飽きるほど度々申し上げてますが、最近のジャンプはこのジャンルの新作が多すぎます!“殺し屋”も増えてますが、妖怪モノはなまじジャンルの守備範囲が広いので、数も期間も妙に目立ちます。

ヒット作もそれなりにあるので、あまり文句ばかりはいえませんが、二番煎じが量産されている気がするので個人的には気に入ってません。

……ようは今週号の新連載は上記のような感情踏まえて後々評価しますので悪しからず。

 

なんか先週はジャンプ+のアニメ化発表が続きましたね。『SPY×FAMILY』『【推しの子】』クラスの出現を期待したいですね。

【今週の少年ジャンプ】ゴルフは“定番”スポーツか否か?

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新連載『グリーングリーングリーンズ』(寺坂研人)

『ビーストチルドレン』の方の新連載は青春×ゴルフということに。前回のラグビーではさすがに流行りへの乗っかり感がひどかったのですが、ゴルフはそんな状況でもないので、まあ及第点。残り2話を待ちましょう。

少年誌のスポーツマンガといえば、野球・サッカー・バスケが3巨頭といえますが、じゃあゴルフはどれぐらいの位置なのか……。マンガ内で主人公も言っちゃってますが、基本オッサンのスポーツというイメージが強く、青年誌ではそこそこ定番でも少年誌ではレアというのが個人的な見解。

プレーヤーは男女ともに若い人も多いですか、“試聴”という面ではだいぶ若年向けではない。藤巻先生ですら、補えなかったこの課題をクリアできるか……とりあえずそこが一番の注目点ですね。

 

何気に『キルアオ』が今週号のサーフィンみたいにちょこちょこスポーツ要素入れ込むから、『アオのハコ』と合わせてスポーツ枠食ってるんですよね~~。

 

さて、新連載が始まった今週号でもう1つ気づいたのが、前回の新連載陣がさっそく危険水域に入ったこと。『暗号学園のいろは』の低空安定とは話が違うので、なる早で挽回したいところですが、キルアオや『鵺の陰陽師』が人気を固めつつある中ではけっこう厳しいかも……。

 

最後にプチ宣伝

ジャンプ+で現在一番推しの『ラーメン赤猫』のアニメ化が決定しました!インディーズ連載からアニメ化は初の快挙です!ぜひご覧ください!!

ramenakaneko.com