大西洋少年ジャンプ総合研究所

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【今週の少年ジャンプ番外編】打ち切り間違いなし!?危ないジャンプ新連載の要素一覧

 

明日から使える死亡フラグ図鑑

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今回は【今週の少年ジャンプ番外編】として私のこれまでのジャンプ読者としての経験からジャンプ新連載の「打ち切り可能性が高まるヤバいと思う要素」をいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。

 

あくまで個人的な主観なのと、これから記す要素があっても人気を集めている作品は山ほどあるのでご了承ください。

 

①【主人公が推定13歳未満の少年】(打ち切り可能性 90%)

近年の少年ジャンプでは主人公が年齢的に小学生ぐらいのいわゆる“少年”の場合ほとんど打ち切られています。原因は、ジャンプ読者が高齢化及び女性読者の増加によって感情移入ができなくなってしまったからと考えられます。

 

20年以上前までは週刊少年ジャンプのメインターゲット層は「おおよそ10歳以上の男子」と編集部で設定されていたそうです。しかし、実際の読者層は段々と年齢が上がり、ここ最近は「14歳でもジャンプ読者としては若い方」という認識だそうです。

 

となると平均年齢はもっと上ということになります。また、連載継続に重要なコミックス売上についても、買うのは財力のある大人が大多数。そういう年齢の人たちが「小学生が主人公」のマンガを読んで買う可能性はかなり低いと言わざるを得ません。

 

②【ヒロインが死亡するもしくは存在感が薄い】(打ち切り可能性 80%)

少年マンガにとって主人公に並んで重要とされるヒロイン。ざっくり言うと、物語の中心にいる女性キャラクターや女主人公そのものを指します。男性読者が多い以上、彼女らの存在や扱い方はマンガの運命を大きく左右します。

 

まず「死亡」は完全にアウト。初登場時にファンに「このヒロイン可愛い」と思わせておいてそのヒロインを亡き者にしたら、その時点で「俺のお気に入りをないがしろにした!」というマイナス評価が生まれてしまいます。もし仮に復活しても「じゃあ最初から死なせるな」と言われてしまいマイナス評価は二度と回復しません。

つまり序盤の「ヒロイン殺し」にはメリットは全くというほどありません。

 

もう1つの「存在感が薄い」の最大のデメリットは、出番が増えたタイミングで「これテコ入れだな」と思われてしまうことです。初めから主人公の相棒だったり、憧れの相手など明確な役割が与えられていれば特に問題ありませんが、そうでもなかった女性キャラがある時を境に出番が増えるとほとんどの場合、物語上の違和感が生じてしまうので、敏感な読者はすぐに気づいて評価が下がります。

 

 

③【“平凡な主人公が異生物から力を授かる”パターン】(打ち切り可能性70%)

オーソドックス、ベーシック、王道ともいえる展開で、読み切りでよく使われます。簡単に言うと“魔法少女パターン”。実はジャンプの人気作でこのパターンに当てはまるのはほとんどありません。あえて言うと『BLEACH』ぐらい。

 

ジャンプ主人公には基本的に“努力の上の強さ”が求められるため、“突如力を授かる”ことに読者の共感が得られないことが問題だと考えられます。

 

もし授かっていても、“それは主人公にとっては負の側面もある”という条件付きでないと、魔法少女みたいにほぼリスクなしで力を授かるようなパターンは人気が出ることはめったにありません。

 

そういった意味では、いきなりチート能力を得ることが多い異世界モノがジャンプに登場しないのも似た理由なのかもしれません。

 

④【舞台設定が学園以外の現代もしくは近未来の日本(類似も含む)】(打ち切り可能性50%)

簡単に言うと世界観が現実の日本とあまり変わらないこと。ジャンルで言えば近未来SFなど。舞台が現実の日本に近いと感情移入がしやすい一方で、常識的であるかどうかのいわゆる“リアリティ”が求められる欠点があります。

 

ファンタジーなど現実・現在から離れるほど“リアルさ”なんて必要なくなるのに、現実・現在が舞台であるとどこか常識的な考えに捉えてしまい、作品の広がりにかなり制限が加えられてしまいます。

 

特にバトル系はそもそも非現実的で当然なのに舞台が現実的となると、その非現実性を埋めるための設定(高度テクノロジーや超常現象)がわざわざ必要になってくるなど、作者・読者双方ともにめんどくさくなります。

 

ただ、ここ最近は暗さや生々しさを描くためにこの設定を選ぶ作品も増えてます。

 

 

以上、ざっくり四つほど打ち切り上昇要素をあげてみましたがまとめると

「ヒロインを殺された小学生主人公が、近未来を舞台に不思議生物から力を授かって活躍する」

というマンガは間違いなく打ち切られるということ。