いつもこの極弱ブログをご覧の皆様、ありがとうございます。
過去数年で最大の動乱期となった今年の週刊少年ジャンプですが、改めて2020年の出来事を5つに分けて振り返ってみましょう。
①「コロナ禍で『鬼滅の刃』ビッグバン継続」
もはやこんなブログで指摘するまでもありませんが、昨年のアニメ放送以来大ブームとなっていた鬼滅の刃が、ブームや社会現象を超えて経済を動かす程のビッグバンとなりました。
自分もようやくTV放送から劇場版まで見終わりました。
今さらあれこれ語ってもしょうがないので、一つだけ言いたいのが、鬼滅の刃のコラボの規模。
アニメが人気になるとコラボ商品が出るのはよくありますが、熱心なファンの中には作品のイメージを崩したくないからとコラボに否定的な意見を述べるパターンがあります。
しかし、鬼滅はそんな意見を圧倒する規模でゲームや缶コーヒー、回転寿司までコラボを行い、マンガながら莫大な経済効果を生み出すほど認知されました。
これは本当に超一流作品にしかできないことなので、素直に驚くほかありません。
②「2020年中に人気連載が大量完結」
そう、今年は超絶話題の『鬼滅の刃』を含め『ハイキュー!!』『約束のネバーランド』『ゆらぎ荘の幽奈さん』『ぼくたちは勉強ができない』『チェンソーマン』と6作も人気連載が完結しました。
特に春頃は鬼滅やネバーランド完結のインパクトが強かったですね。「ジャンプって人気連載の話を無理して伸ばすのが普通じゃないの?」という認識もだいぶ変化したようです。
連載年数4年前後はそんなに珍しいわけではありませんが、打ち切り以外でここまで集中して終わるのは珍しいですね。
あとはワンピース、ヒロアカ、ブラクロがどこまでやり抜くのか……。
③「『アクタージュ act-age』原作者逮捕による打ち切り」
今年のジャンプ一番のバッドニュース。もうひたすら最悪です。多分漫画界全体でも最低のくそったれ事件。
ジャンプのネクストブレイクとして期待され、舞台化も決まっていたのに全てを台無しに……。
犯罪内容が身勝手なわいせつ・傷害事件である以上、過去のジャンプ作家の不祥事と違い復活はほぼ不可能でしょう。
④「『呪術廻戦』アニメ放送&大ヒット」
鬼滅の刃劇場版の裏でジャンプの新たな看板作品である『呪術廻戦』のアニメが放送され、発行部数も1500万部を突破しました。
一部のマスメディア……というか放送権を持つTBS主体でも取り上げられるなど更なる躍進が期待されています。
愚かなことに未読である自分ですが陰ながら応援します。
⑤「2020年新連載が大激戦」
②と被りますが、人気連載が大量に完結した結果今年の新連載は過去に例がないぐらいの激戦となってます。なにしろ、20作中13作が2020年連載ですから。
『アンデッドアンラック』や『マッシュル -MASHLE-』のようにすでにしっかり人気を獲得した作中から矢吹先生などのベテラン作家の作品まで、まだまだジャンプは気迫を見せています。
ある意味この競争に放り込まれる2021年新連載が可愛いそうなぐらい。アプリのジャンプ+作品の人気も高まっていますし……。
以上、ざっくりと個人的2020年ジャンプ重大ニュースをあげてみました。他にも「久保帯人先生、新作&早速アニメ化」や「岸本先生原作マンガ、ようやく打ち切り」、「鬼滅最終回時の表紙作品、大炎上&打ち切り」などもありましたが、皆さんは他に注目した話題はあったでしょうか?
個人的には今年の1月に前ブログからこちらへ移転・統合したこともちょっとしたニュースです。
というわけで最後までこんな記事を読んでくださり、ありがとうございました。
とりあえずは来年もよろしくお願いいたします。