年末をいかがお過ごしでしょうか?こんな薄命ブログをいつもご覧頂きありがとうございます。今年も残りわずかということで2021年の少年ジャンプを振り返ってみたいと思います。
ちなみに去年のブログ記事であげたニュースはこんな感じです。
「コロナ禍で『鬼滅の刃』ビッグバン継続」
「2020年中に人気連載が大量完結」
「『アクタージュ act-age』原作者逮捕による打ち切り」
「『呪術廻戦』アニメ放送&大ヒット」
「2020年新連載が大激戦」
それでは以下、私の思う今年のジャンプ重大ニュースです。
『ONE PIECE』連載1000回、単行本100巻、アニメ放送1000話到達
少年ジャンプの大看板、「ワンピース」は今年多くのメモリアルを達成しました。一部苦言を呈するファンもいますが、とにかくストーリーマンガとしては前代未聞の長編作と化しました。おそらくここまでのボリュームの作品は二度と生まれることはないでしょう。
特にアニメに関しては、もはや全てを見返すことは人生の一部を犠牲にしない限りほぼ不可能。というか放送開始から現在に至るまで欠かさず全話視聴している人もいないのでは?
物語も佳境で、完結まで3年なんて噂もありますが、まだまだこの連載・コミックス・アニメ放送の記録は伸びそうです。来年の劇場版もそろそろ興行収入的な意味で大記録を達成してほしいところですが、色々と制約も多いのが難しいところ。
2021年連載『逃げ上手の若君』、『アオのハコ』が大ヒット
昨年は多くの人気連載が完結するなどした結果、その後釜として若手・新人作品が激しく連載枠を争う形になりました。昨年末、13作が生き残っていた2020年連載作は現在7作とおよそ半分に…。
そしてこの7作品の人気が固定された結果、今年はさらに少ない連載枠をめぐって争いが激化し共倒れ……するかと思ったら『逃げ上手の若君』と『アオのハコ』2作品が圧倒的な人気を獲得しました。しかもその人気はむしろ2020年作品を上回る勢い。
近年のジャンプでは珍しい歴史モノ、しかも室町時代初期というマニアックなテーマと松井先生お馴染みのギャグセンスを掛け合わせた「若君」。恋愛要素とスポーツ要素をミックスしてジャンプではあまり例の少ないマガジン流青春物語で大当たりした「アオハコ」。
1年前は誰も予想できなかったこの新連載が来年は更なるムーブメントを起こすことでしょう。
『劇場版 呪術廻戦 0』大ヒット
めちゃくちゃ最近すぎる話題ではありますが、昨年末から今年初めのアニメ放送がブームの大きなキッカケであったので今年のニュースに入れました。何しろ単行本が去年同時期1500万部だったのが現在6000万部と4倍増……。いつの間にか『僕のヒーローアカデミア』を上回ってジャンプ2番手になりました。
つい先日35億円と個人的に予想していた劇場版の興行収入は、3日間ですでに26億円突破……。完全に予想がハズレました。去年の『鬼滅の刃』のデジャヴです。鬼滅の時は55億円の個人的予想に対して結果は7倍以上になりましたから、単純計算したら呪術廻戦は250億円ぐらい?
世間では『東京リベンジャーズ』の方が話題だったみたいですが、改めて「呪術廻戦」の勢いを思い知らされました。これは来年も続くでしょう。
テレビアニメ『鬼滅の刃』社会現象続く
これも昨年から続く話題ですが、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の上映がようやくひと段落したのが今年の5月頃(※公開は2020年10月)なのでこちらも今年のニュースに含みました。実は昨年末に日本歴代興収ランキングで歴代1位を達成した後の、2021年中だけで興行収入53億円も稼いでいるのです。ちなみにこれは『ONE PIECE STAMPEDE』の興行収入とほぼ同額。
原作は昨年5月に完結してますが、TVアニメにおいてはフジテレビでの再編集版の放送は15%前後と高い視聴率を記録。さらに劇場版の初放送は20%を超えるなどその社会現象は2021年も継続。
現在は「遊郭編」が放送中で来年の初め頃までは放送される予定。おそらく2022年中には更なる続報が期待できるのではないでしょうか。
以上ざっくりと4つに分けて今年の重大ニュースを取り上げてみました。他にも「『銀魂 THE FINAL』公開、"銀魂"実質的活動を終了」、「『ぼくたちは勉強ができない』完結」などもありましたが、あくまで週刊少年ジャンプ内からのピックアップなのでジャンプ+とか含めたら話題はもっと増えます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。どうか来年もよろしくお願いいたします。