新連載『すごいスマホ』(原作:冨澤浩気、作画:肥田野健太郎)
雑なタイトル……。まあ細かい感想は新連載にとっておくとして、一点思ったのが主人公の相棒役のスマホについて。実はこれ真新しいように見えて、役割的にはよくある“伝道者”と対して変わらないのです。
つまり神の使いや、秘密機関の脱走兵器、魔界の不思議生物みたいな主人公を物語へと導く役割を担う存在。正式な専門用語かはわかりませんが、これを伝道者と呼んだりするそうです。
見た目はスマホで中身は謎に満ちたAIという点は斬新そうですが、実は生き物でないだけでそんなに珍しい存在でもない。
個人的には「あ~、ついに主人公を導くのが、生物や人型でもない“機械”になる時代が来たのか~」とちょっと思った次第です。
まあ、人間ベースのAIってオチの可能性もありますが。
もう一つ全然話が変わりますが、今週号から『ブラッククローバー』が短期間休載。そしてたまたま『僕のヒーローアカデミア』も休みということで、図らずもブラクロとヒロアカ完結後のジャンプを疑似体感したことに気づきました……。
連載年数順では『ONE PIECE』『呪術廻戦』の次に2019年スタートの『夜桜さんちの大作戦』が来るという改めて確認するとなんかびっくりするラインアップ。連載5年以上の作品がほぼなくなる未来を考えるとゾワッとしますね。
最後に読み切りギャグ『バトルフリークアイカ』(佐藤子馬)について一言。
やっぱり単発ギャグマンガは面白い!