TAMAHACHI08 -official blog-(※旧・大西洋少年ジャンプ総合研究所)

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【今週の少年ジャンプ】“異世界”に頼らないから“妖怪”に甘えるのは安直



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『ウィッチウォッチ』(2回目)

何気に篠原先生に対しては『彼方のアストラ』は読んでいるのに『SKET DANCE』とウィッチは基本的に読んでないという微妙な関係にあります。

笑いのセンス的には嫌いではないのですが、どうもなぜかギャグマンガぐらいのインパクトを期待して、それに到達しないから好きになれないという、ワケのわからない感覚が原因みたいです。

まあぶっちゃけ、ウィッチに関してはマグちゃんの逆恨み的な理由もありますwww。 

 

~~~~~ 読切評価 ~~~~~

『都の鬼と田舎の狸』(菰田コトヒロ)

評価……×

 

お察しの通り“妖怪モノ”、なのでまず第一印象がマイナスです。田舎暮らし的な物語をメインに描いた……かと思いきや結局は悪い妖怪とのバトルに持っていて、オチもふつう。

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あれですね。いわゆる世間の“異世界モノ”に対して、ジャンプだけは“妖怪モノ”がそのポジションについてますね。

大方「登場するモンスター(※妖怪)のイメージが出来上がっているので説明が省略できる」というメリットがあるから多用されているのでしょうが、ぶっちゃけこのメリットに頼れるのは“そこそこのヒット”ぐらいまでで、大ヒットするような作品はかなり“独自の世界観”を作り上げてオリジナリティを発揮しています。

 

ワンピースやナルト、ワートリ、ヒロアカの世界観なんか逆にマネの余地がないぐらい個性が出てますし、異世界モノだろうと妖怪モノだろうと、安易な世界観設定はタカが知れてます。

ウィッチだって妖怪要素ありますが、あくまで魔女やコメディ、学園など、複数の要素の一つであるように、マンガ全体として“妖怪”テーマはいい加減遠慮してほしいです。