大西洋少年ジャンプ総合研究所 (TAMA08 -official blog-)

少年ジャンプやアニメ・マンガ等への個人的な意見・感想を発信


【オススメ】個人的に今年の夏コミケで役立った「三種の神器」

※こちらの記事に掲載されたAmazonアソシエイトやオンラインストアのリンクは筆者アカウントとは連携されておらず、クリックしても一切筆者に利益は還元されませんwww。広告表示と混ざって紛らわしいですが、ご了承ください。

 

私事ですが4年前に友人の手伝いで冬のコミックマーケット(以下コミケ)に初参加してから、それまで他人事だったコミケが身近な存在となり、昨年からは一般参加で夏コミに2日間訪れる程までになりました。ちなみにコスプレイヤーを撮影する日と買い物をする日を分けて参加してます。

一時は去年まで行っていたAIイラスト関連でなにかできないか検討しましたが、活動中にAIイラストをめぐる隔たりを実感して現在は断念してます。

それはさておき、今回は直近の夏のコミケ参加で役立った個人的なオススメ商品を今後の参加を検討中の皆様への参考までに紹介したいと思います。


 

■冷感コンプレッションインナー(長袖)

冷感タイプの肌着・インナーはいっぱい出ていますが、個人的にはタイトかつ長袖タイプをオススメしたいです。一番の理由は"冷感"ではなく、"吸汗"や"速乾性"機能をしっかり発揮できるからです。ゆったりしていたり、素肌部分が多いほうが風などを感じやすく快適な気がしますが、体感として肌にピッタリとフィットしているほうが、かいた汗をすぐに吸収してくれて不愉快な汗の蒸れを感じずに済みます。またインナーの生地と肌が密着することで、服の生地が風を遮ることがなくなり、ダイレクトに当たる感覚に近くなります。当然日焼け対策にもなり、周囲の人と肌が直接接触するちょっとした不快感の防止にも役立ちます。

接触冷感はまあ正直ずっと着ていると慣れてしまいますが、吸汗性能や速乾性能は基本的にずっと効果を発揮するので、瞬間的に大汗をかいてもその後しっかりと乾いてくれるので外観的にも心理的にも助かります。ちなみに今年の夏コミは小雨も時折降って厄介でしたが、速乾性はこうした小雨による濡れにも効果を発揮します。

猛暑日が誕生する前の夏は、半袖・薄着で「風通しの良い服装」が正解だったかもしれませんが、酷暑日までもが生まれた令和の夏はむしろ「熱さから守る服装」を選択するほうが理にかなっているのかもしれません。"涼しい"よりも"暑くなりすぎない"というのが「冷感コンプレッションインナー(長袖)」の特徴といえます。

workman.jp

www3.roymall.jp


 

■腰掛け扇風機/ベルトファン

ハンディファンが流行っている……というか普及しているのは重々承知していましたが、扇子のほうがなんとなく持ち運びに便利で、とりあえずは十分と思っていました。ただコミケで欠かせないバッグを背負っている際、背中の蒸れを解消する術がないか先述のインナーと併行して探している時に偶然見つけたのが「腰掛け扇風機」もしくは「ベルトファン」と呼ばれるアイテムです。その名の通り、ズボンのベルトに引っ掛けて使用する扇風機です。

詳しくは製品ページや動画などをご覧いただきたいですが、より具体的にはベルト用の下向き引っ掛けと、上着用の上向き引っ掛けがそれぞれ付いていて、風を上着の内側に通すことができるアイテムです。上着をバタバタさせて暑い空気や蒸れを逃がすあの動きを担ってくれるわけです。ベルトがなくてもズボンの腰回りにある程度の硬さや厚みがあれば付けられます。

ざっくり言えばファン付きベストとハンディファンの中間の役割を果たす感じです。服装の自由が利く、価格がよりリーズナブル、バッテリー内蔵、長時間使用可能(※下記商品は出力25%で8時間)などの点でファン付きベストより強みがあります。またハンディファンと違って手持ちの必要がない分、扇子や日傘を併用できるのでけっこう重宝しました。あいにく背中側の腰に付けるとバッグに当たってしまいましたが、その際は側面や前側に付けて風を通す役割を果たしてくれました。

ちなみに商品によりますが、座った際は下の吸気口が塞がったり、ファンの角度が大きく傾くなど、効果が大幅に下がります。あと前側に付けるとお腹が冷えるリスクもあるのでご注意を。ハンディファンと比べて種類はまだ多くはありませんが、今後伸びていきそうなアイテムかもしれません。

www.tokaiz.jp


 

■サファリハット/アドベンチャーハット

数年前の夏、外遊びで長時間日光をあびた結果、老化による自然治癒力の低下も相まってメッチャ日焼けした経験があります。キャップは被っていましたが、逆に言えばそれだけしか対策してなかったので、日焼け止めクリームと帽子の大切さを思い知りました。そこからキャップよりも広範囲に日よけが期待できる丸いツバの帽子を探した結果見つけたのが「サファリハット」もしくは「アドベンチャーハット」という種類の帽子でした。(※名称は最近知りました)

日よけになる帽子といえば麦わら帽子や竹笠が思い浮かびましたが、さすがに見た目や保管の問題でやめました。サンシェード付きキャップは、ビジュアルが日本兵になってしまうのでこれまた断念www。自分の顔に合う形状の品を探すのに苦労しましたが、登山系のショップを見て回り、最終的に帽子専門店で買った後は長時間の外出+日差しが強い日にとても重宝してます。

日傘と比べて日陰の範囲が狭いように見えて、より身体の中軸に近くなるので手足を除けば問題なくカバーされます。撥水加工の品であれば、小雨を防ぐぐらいの効果も期待でき、今年の夏コミのような不安定な天候でも役立ちます。ちなみにコミケ会場では「移動中の傘は危険なので閉じてください」と再三注意されました。当然両手が開くのもメリットで、ひも付きタイプが多いので風で飛ばされる心配もほぼありません。

 

以上、今年の夏コミで重宝した3つのアイテムを紹介させていただきしました。2026年の夏コミは気温が上がらない一方、小雨には悩まされるような天候となりましたが、仮に猛暑であっても上記の品は"買って良かった"と断言できたと思います。

ちなみに上記以外にも冷感ズボンや冷感五本指ソックス、リュックスペーサーなどを揃えましたが、個人的にはワークマンや大手ホームセンターなどで買うのが一番タイパ・コスパが良いと思います。

なんか対策を進める内にほとんど"登山家"のような装備になったことに気づきました。コミケはある意味、夏と冬の数日だけ臨海エリアに現れる幻の霊山と呼べるのかもしれませんwww。

【今週の少年ジャンプ】なんと正月以来の集合表紙!?その悲しい裏事情に気づいてしまった……

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巻頭カラー『あかね噺』、センターカラー『さむわんへるつ』『悪祓士のキヨシくん』

 

なんと正月以来8カ月ぶりの集合表紙です。筆者調べでは2019年以来の異例の出来事で、例年はGW前の第21~24号あたりで集合表紙が掲載されてますが、とりあえずいつも通りの分析から。

ーーー 表紙分析 ーーー

・メイン『ONE PIECE』

・サブメイン『さむわんへるつ』『SAKAMOTO DAYS』『あかね噺』『魔男のイチ』『カグラバチ』

・センターライン『悪祓士のキヨシくん』『ウィッチウォッチ』『しのびごと』

・サブライン『鵺の陰陽師』『僕とロボコ』『ロクのおかしな家』

 

前回から『逃げ上手の若君』『アオのハコ』『呪術廻戦≡』といった人気作が離脱して配置が大きく変化するかと思ったら、正月時点ですでに「魔男のイチ」「カグラバチ」「さむわんへるつ」が台頭済み、「サカモトデイズ」も健在なので大きな印象の変化はなし。

強いて言えば「カグラバチ」が微妙にサブメインとセンターラインの狭間っぽい位置になったぐらい。あとは「あかね」がアニメ放送の影響+「アオのハコ」離脱でより目立つ位置になったかな~と。

ーーー ーーー

GWの集合表紙がなかった理由を改めて考えましたが、もしかしたら昨年後半から今年前半まで新連載の超短期打ち切りが相次いだ結果、集合表紙に載せられる作品が揃わないという事態が発生したからかもしれません。つまり集合表紙用の各作品のキャラクターの絵は用意されていたけど、タイミング的に打ち切り後の掲載になってしまうので当然外さざるをえない。でも次の新連載は締め切りが間に合わない。そして全連載作のキャラクターを載せる原則は破れない。なので結局人気連載の絵と共々お蔵入りにせざるを得なかった………というのが自分の推測です。

となると、だいぶ長い間ドベやブービーなのに打ち切りを免れている作品があるのは、さすがに夏の集合表紙を見送りにはできなかった、という裏事情があるのかも……。

 

~~~~~ 読切評価 ~~~~~

『笑わないでよ しじまさん』(堀越耕平)

評価……△

因習絡みの青春モノという感じですが、単なる妖怪討伐ではなく、面白くないわけではない。ただ最終的には主人公がヒロインを救う定番パターン。設定も諸々盛り込んであるので、ちょいと難しい。

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なんか、読み切り作品掲載時に載っける作者紹介ページで当然のように堀越先生を紹介してるのが面白かったです。“知ってるわ!”というツッコミ待ちなネタですねwww。

作品自体はおそらく堀越先生がなんか自由に描いていいと言われて描いたんだろうな~~という典型的な連載したらダメなパターンの話。なんか面白そう……ではありますが、連載したら読者を置いてきぼりにして物語が進みそうな気配がガッツリします。

まあ連載を想定してない作品だから問題ないのでしょう。ヒロイン可愛かったし。

【今週の少年ジャンプ】苦節15年、『ロクのおかしな家』でようやく真のジャンプ作家に仲間入り?

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表紙『ロクのおかしな家』(2回目)

センターカラー『しのびごと』『UNDER DOCTOR』

 

今年4月連載スタートのロクが、およそひと月前のセンターカラーに続いて、『魔男のイチ』『さむわんへるつ』以来の快挙となる1周年記念を待たずの巻頭カラーを獲得しました。ご存知の通り、ジャンプにおいて新連載以外で巻頭カラーを獲得するのはなかなか難しく、周年記念ですら人気が半端だと貰えない名誉です。それを連載1年未満で獲得するのは人気がある最大級の証で、極めて稀です。たまたま、「魔男のイチ」「さむわんへるつ」とここ2年ほどは立て続けに達成されていますが、2022年連載の『あかね噺』が半年後に2回目の巻頭カラーを得た一方で、それ以降の『鵺の陰陽師』『カグラバチ』『悪祓士のキヨシくん』『しのびごと』はいずれも2回目の巻頭カラーは1周年記念までお預けでした。

2009年の赤マルジャンプ(※現ジャンプGIGA、懐かしい!)でデビューし『クロクロク』(2013年)の打ち切り、『AGRAVITY BOYS』(2020年)の善戦を得て、作者さんもついに今作でジャンプ"人気"作家への仲間入りができそうです。……もちろん1年先ジャンプは予想のつかない闇の中ですが。

ちなみにこのブログでは人気連載の作者のみ"名前"に"先生"を付けて呼称して、条件を満たさない作者さんたちについて"作者"という呼び方をざっくりとですが使用しています。

ジャンルでいえば個人的に否定しがちな“妖怪・除霊モノ”なんですが、各キャラクターの属性が違うというか、全網羅しているのが在り来たり感をなくしてますね。あと主人公の個性を強め過ぎず、あくまでクセの強さやインパクトは他のキャラクターに任せているのが、散りばめられたギャグと合わせてほどよい笑いを生んでますね。多分、複数人の掛け合いで生む笑いは前作の経験が活かされてますね。あれも主人公は四人全員みたいな変則的な作品でしたし。

 

そして、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』がカムバック!メタ的な内容からの時事ネタ、そして部長の娘夫婦へ話を持ってきて、おなじみの「両津のバカはどこだ!」オチ。素晴らしい!!

ジャンプ作家のマイベストこち亀のなかなか必見でした。こち亀からたった1話選ぶのはなかなか至難なのでご苦労様でした!

【今週の少年ジャンプ】連載当初から現在に至るまで良い意味で先が読めない『SAKAMOTO DAYS』※一部更新

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表紙『SAKAMOTO DAYS』(3回目)

センターカラー『悪祓士のキヨシくん』『鵺の陰陽師』

 

『ONE PIECE』と並ぶ今年三度目の巻頭カラーを獲得したサカモトデイズ。完結がそう遠くないと一部で噂されているようで、自分もちょっとそんな気がしていたのですが、今週号でそう簡単に終わる感じではない展開に……。いや、主人公が敵に置き換わるとか予測不能ですよ。始まりからずっとシンを準・主人公扱いしてましたが、この展開を成立させるための仕掛けの一つだったんですかね?

連載間もない頃、サカモトデイズは“ファミリーコメディ”だと判断して記事を書いたりしました。

tamahachi08.hatenablog.jp

しかし、実際は本格的なバトルマンガとして躍進してきたのはご存知の通り。そして、他のバトル作品と比べてサカモトデイズは特に先が読めないのがここ数年最大の特徴となっています。スラーがラスボス・黒幕として存在しつつ、横槍を入れる存在や第三勢力がいたり、坂本さんも敗北したり、結局のところハッピーエンドが待っているのかも不明なレベルで物語が進行。
 終わりそうで終わらない殺し屋の物語はもうしばらく続きそうです。

~~~~~ 読切評価 ~~~~~

『七不思議先輩と鉄人くん』(川口勇貴)

評価……△

ラブコメ&メカ要素が少し入った除霊モノ。キャラデザ面ではとくに問題なく、迫力と見やすさが両立されて、連載経験者の実力を発揮してます。ただ学園設定・ストーリー面はかなりオーソドックスかつ現連載陣と被っているので称賛はできない。

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実は前々から川口さんの絵は割と好みで、密かに応援したい気持ちを抱いています。ただこれまでの連載作は何かが足りてなくて、購入までには至ってません……。腕は確かなので、なんとか大成してほしいな~~。

※読み切り評価が未更新だったので更新しました。

【今週の少年ジャンプ】『僕とロボコ』内とはいえ、まさか"じーさん"がジャンプに姿を現す日が来ると思わなかった……

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表紙『僕とロボコ』(今年初)

センターカラー『さむわんへるつ』『2年B組 勇者デストロイヤーず』

 

1年3カ月ぶり、周年記念では4周年以来の巻頭カラーを獲得して『僕とロボコ』が6周年を迎えました。おめでとうございます!

でもそんなどうでもいいことは置いておいて、もう個人的にびっくり仰天なのが、作者の宮崎周平先生と『でんぢゃらすじーさん』曽山一寿先生との特別対談に伴う実質的なコラボ回。「週刊少年ジャンプ」の紙面上に、「コロコロコミック」のキャラクターが登場(※絵は宮崎先生)するという異例の出来事となりました。しかも、小学生レベルの下ネタというオチでwww。先週号とはまったく別の意味で『アオのハコ』の最終回と被らなくてよかったですね。

対談によると宮崎先生は世代的に「でんぢゃらすじーさん」を読んでなかったそうですが、何を隠そう自分は現役の読者ですwww。『トリコ』『ブラッククローバー』『キルアオ』はすでに手元にありませんが、『全体絶命でんぢゃらすじーさん』『でんぢゃらすじーさん邪』『なんと!でんぢゃらすじーさん』は未だに全巻保有しています。最近は更新頻度が減りましたが、一時毎日のように更新されていた先生のブログも大好きで、素人ながら、このブログやXでよく公開される曽山先生流のマンガ理論は参考にしています。曽山先生が素顔で登場するときに被っているベレー帽がマンガ家としての"演出"であることが今回の対談後の4コマで明らかにされましたが、ハチャメチャなマンガを描いている裏でこういう"演出"を考えていたり、切れ味鋭いマンガ理論を持っている曽山先生の頭はホントに素晴らしい。

ぶっちゃけ、伸び悩んでいるジャンプ作家は編集に相談するより、一度曽山先生のマンガ理論の回を一通り読んだほうがいいと思います。曽山一寿賞の話とかは、面白くないと感じたマンガを読んでいるとなんとなく思い当たりますよ。

ちなみに曽山一寿先生は「こち亀」秋本治先生と学校の後輩です。

 

~~~~~ 読切評価 ~~~~~

『鳶のおんがえし』(今 厳)

評価……×

ありきたりな"天恵による主人公覚醒ストーリー"で、ベタ&二番煎じ。離島設定や"封印されし神"も新鮮味どころかもはや腐臭。作画も並レベル。もっと猛烈に頑張りましょう。

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「アオのハコ」が終了して2026連載作品が8作と連載陣の半分近くを占める大混戦ですが、未だに確定的な人気を得ている作品はなし。やはり『2年B組 勇者デストロイヤーず』は期待値高めですが、まだまだ予断を許さない状況かと。

 

【今週の少年ジャンプ】大記録まであと1年でも完結は当分先な『ONE PIECE』、恋愛モノ歴代最長で幕引きの『アオのハコ』

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表紙『ONE PIECE』(3回目)

センターカラー『アオのハコ』『夏と蛍籠』

 

「ワンピース」が連載29年周年を突破しました。おめでとうございます。昨年の記事でも言いましたが、これまで「こち亀」しか到達したことがなく、おそらく続くこともないだろうと思われた連載30年という大記録まであとわずか1年まで迫りました。こち亀が30周年を迎えた2006年当時「ワンピース」は連載9年目。確かエニエスロビー編のクライマックスあたりでしたが、すでに十分長期連載の部類ながら、その後20年経過しても続いているとは当時誰1人予想してなかったでしょう。

……そういえばこち亀でタイムカプセルをネタに、20年後のジャンプを両さんが考えるシーンがありましたね。あの時のタイムカプセルこち亀記念館にありますが、空けたりするのかな?

 

そして『アオのハコ』完結、お疲れ様でした。こちらも以前の記事で指摘してますが、ジャンプのラブコメを含めた恋愛モノ作品として最長となる5年半未満の連載を記録。ジャンプ史に新たな1ページを刻んだ名作として残ることになりました。“青春モノ”ジャンルでは『さむわんへるつ』が絶賛連載中ですが、実質的に兼ねていたスポコン枠は後釜がまだないので、高確率で再びジャンプからスポコンが消えそうです。

……あ、センターカラー作品は個人的にとくに期待してない前提です。今後、認識が間違っていたら『僕とロボコ』時と同様に謝罪しますwww。

 

~~~~~ 読切評価 ~~~~~

『アイボーイ』(谷内太陽)

評価……○

宇宙人テーマながら魔術・魔物概念を取り入れたアクションマンガ。こういうバディ・相棒と共に活躍する作品は個人的に好物かつ、キャラクターの不器用テキトーな性格も好き。絵も荒さが目立ってない。

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そして、来週号はロボコが久しぶりの巻頭カラー&伝説のギャグマンガ家とスペシャル対談!できればマンガ内でもネタになっていることを祈ります。

【今週の少年ジャンプ】男女ともに引きつける魔力をもつ『魔男のイチ』

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表紙『魔男のイチ』(2回目)

センターカラー『あかね噺』『ロクのおかしな家』『逃げ上手の若君PRESENT DAY』

 

「魔男のイチ」が今年2回目の巻頭カラーを獲得。2周年記念で巻頭カラーも確実なので、今年中におそらく4回は表紙を飾りそうですね。ここ最近は昨年スタートの『さむわんへるつ』とともに、掲載最上位を『ONE PIECE』『SAKAMOTO DAYS』と常に争っているレベルの大人気ですが、男女ともに人気が高いのも一つの特徴です。

説明がしづらいのですが、キャラクターデザイン的には男女どちらにも妙に媚びるような印象はなく、主人公のイチを中心としたデスカラスやクムギ、ゴクラクなどとの関係性も多様かつ応援したくなるような形に仕上がっており、どこかジャンプらしいところに男は惹かれ、決してベタではないところに女性が惹かれているような気がします。

単純にかわいい女性キャラが多いからとか、イケメンキャラがたくさんいるとかいう理由で男女の人気について片づけられない点が「魔男のイチ」の凄さの一端なのです。

ちなみに格好いいババァが登場したこともすごい気にいってます。格好いいババァっていいですよね?あ、ロリババァや見た目が若い美魔女は全く違いますよ。

~~~ 新連載予想(2026.05) ~~~

『アニマルシグナル』……△

いわゆる獣人的なキャラクターたちによる物語ですが、個人的には人間と動物はふつうに分けてほしかった……。動物の豆知識はふつうに興味深いですし、キャラデザも可愛いので、空いたラブコメ枠に収まる可能性はある。

 

『HAL FORMULA』……○

個人的な事情でF1に凄い興味が沸いているので推したい……。なんだかんだスポコン2作の連載を経験しているので画力・物語的な欠点はないですが、ジャンプ読者がカーレースにどこまで興味あるか未知数なのが不安材料。

 

『カノンマスター』……×

今週の巻頭カラー作品の下位互換。絵は標準的な丁寧さだが、話は色々オーソドックスすぎてワクワク感がない。

~~~  以上  ~~~

さて、来週号でまさかのクライマックスがあることが発覚して少なからず驚いてます。まあ「さむわんへるつ」や新連載があるから恋愛モノが壊滅するわけではありませんが、だいぶ意表をつかれました。

【今週の少年ジャンプ】一年先があった"キヨシくん"と、なかった"ひまてん"……予測不能なジャンプの未来

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巻頭カラー『悪祓士のキヨシくん』(今年初)

センターカラー『HUNTER×HUNTER』『ひまてん!』

 

「キヨシくん」が連載2周年で2年連続の巻頭カラーを獲得。おめでとうございます。でも個人的な評価云々は昨年の記事で書いている通りで、現在もまったく未読です。

tamahachi08.hatenablog.jp

ただ、未読でも唯一分かるのが「センターカラー」をこの1年間で8回という頻度で獲得するほどの人気は持っているということ。1年超えの連載で人気が下降気味の場合、1~2回のセンターカラーでもけっこうな成果に相当しますが、それを2カ月に1回以上のペースで果たしていることは"固定のファン"以上の票が度々集まっている証拠といえます。……言いづらいですが、少なくとも同時期の『キルアオ』『鵺の陰陽師』よりは。

さてそんなめでたい「キヨシくん」の裏で、同期の「ひまてん」が連載終了。ジャンプラブコメの新星として1周年巻頭カラー級の人気を得たはずが、結果的に2年足らずという短い期間での完結となりました。

tamahachi08.hatenablog.jp

まだまだラブコメへの需要は根強いと思っていましたが、『アオのハコ』や『さむわんへるつ』の人気を踏まえると、もはやジャンプで“ハーレム”は求められていないのかも……。それ目的の読者は他誌や異世界モノで満たしているんですかね?

 

長期連載が完結したり、ネクストホープの人気が急落したり、作者の体調不良が発生したり、ここ最近のジャンプはなんとなく安定感に欠けている印象。幸い『ONE PIECE』『SAKAMOTO DAYS』が去ってもまだ『魔男のイチ』とか超新生が見込めますが、なんかしらの紙面上の改革が必要だと思います。

過去作を含めたアニメ化推進は直接的にはジャンプ本誌の改善にはなりませんし……。まあ雑誌はもう惰性でいいと思っているなら別ですが。

 

以上、老害の戯れ言です。

【今週の少年ジャンプ】砂漠の殺風景さはマンガにとってメリットかデメリットか?

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新連載『カノンマスター』(町田麗弥)

センターカラー『しのびごと』『鵺の陰陽師』

ブログ内の検索で、金未来を含む過去4件の読み切りの掲載を確認した作者による新連載。最も早いのが2019年5月で、金未来杯は2021年10月、直近が2024年7月という年月を見る限りなかなか苦労しているご様子……。

終末世界の舞台としてよく使われる砂漠・荒地・廃墟ですが、"終末世界"と断言したようになんとなく世界観やおおよその物語の見当がついて、サプライズが減る欠点があるのでジャンプでの近年の成功例は……ぶっちゃけ思いつきません。『SAND LAND』は諸々の条件が違いますし。

描く側的には背景が楽になったりするのでしょうか?

今週号の『SAKAMOTO DAYS』で久しぶりに坂本さんのバトル見れましたが、やっぱり自分が読みたいのはこのぽっちゃりスタイルの坂本さんのアクションだと再認識しました。『魔男のイチ』は予測不能っぷりがさすが。『僕とロボコ』は作者の『トリコ』好きがまたまた発動。『2年B組 勇者デストロイヤーず』は笑いの瞬間爆発力がやはり強い。

そして、ここしばらく疑問だった連載枠数の結果は明らかになりましたが、相変わらず今年初めの新連載陣の不調っぷりがもはや怖いレベルです。

【今週の少年ジャンプ】なんか少年誌で"マシン"や"メカ"の印象が年々薄れている気がする……

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新連載『HAL FORMULA』(寺坂研人)

センターカラー『僕とロボコ』『アオのハコ』

スポーツマンガ『ビーストチルドレン』『グリーングリーングリーンズ』で短期打ち切りを経験している作者によるレーシングマンガ。背水の陣となる3度目の連載ですが、その運命や如何に……。

青年誌などでは珍しくない"レース"や"乗り物"系のマンガですが、本来免許とは無縁の年齢層をターゲットにしている少年誌ではマイノリティな部類といえます。とはいえレースやマシンがメインテーマでなくとも、昔は漫画家自身がバリバリの乗り物好きで、作中にスポーツカーやバイク、航空機などを登場させてリアルに描く人もけっこういましたが、なんか最近はそういうのが減った気がします。絵の練習が写実的なものからキャラクターなどの人物重視になったからか、単にマシン描くのが面倒だからか、逆にソフトを使って及第点なモノを用意にできるようになったからなのか……。SFもシンプルに減ってますし。

ジャンプ好き老年兼こち亀ファンとしては、戦車や戦闘機をガッツリ描いてくれる作品とかもっと欲しくなりますね。『SAKAMOTO DAYS』は比較的描いてる側ですが……だいたい次のページで破壊されてますし。 

センターカラーのロボコは今週号で6周年という節目を迎え、完全に長期連載の部類に入る期間に到達しました。実写映画の話がどれだけ進んでいるか勝手に気にしてますが、これからも頑張ってほしいです。……と新連載時に×評価した人間からのコメントでした。

一方で同じくセンターカラー『アオのハコ』は作中でまさかの時間飛ばしを発動。来週おそらく出るはずの終了作品ってもしかして……。