ネットで日経電子版のジャンプ記事が話題になっているそうです
実はこのブログ内でも過去に2度、日経のジャンプ記事について書いてます
(カテゴリの「今週のジャンプ番外編」をクリック)
内容はいずれも
「女性読者の増加が週刊誌で少年を楽しませるというジャンプの原点を脅かしている」
「そこで男性ウケがいいラブコメ要素が多い作品を重視するという方針をとっている」
というもの
しかし、勘違いしている人が多いようだが
ジャンプの男性読者の大半は非オタク!
ラブコメにしろ、ソーマやキルコ(終了)にしてもこれらはむしろ「オタク向け」で、男性向けとは同一ではない
オタク系のジャンプ読者は全体的には少数勢力で
連載開始からネット上で評判となり、その直後から同人誌が多数描かれるほどオタクには人気があった『新米府警キルコさん』が今週の25号で打ち切りとなっているのがその証明ともいえる
本当のジャンプ好きな男子(以下ジャンプ男子)はジャンプ系以外の作品はほぼ読まず、ジャンプらしくないヤツはむしろ否定するという「ジャンプ一筋」の人が多い
わかりやすく言うと
『ONE PIECE』『NARUTO』『トリコ』『こち亀』『べるぜバブ』
の男性読者がそう
日経の記事では、いくつかの作品で女性読者が多いとは言っているがそれでも読者の半分は男性が占める
「アメト~~ク!」でもジャンプ系の作品が出ると出てくるのはほとんど男だ
実はこうしたジャンプ男子の大部分は従来通りのバトル系やギャグマンガを求めている
と自分は分析する
実は少年ジャンプの根本的な問題は「圧倒的すぎる読者数」なのである