先週号で予告がありましたが、『Dr.STONE』アニメ化決定。
うん、もう間違いなくヒットするなとは思ってました。
第1話を読んだ時点で。
なんか昔『バクマン』の中で主人公が
「ワンピースやナルトは第1話の時点で唯一無二の面白さを感じた」
みたいなセリフを言ってましたが、実際に新連載の中には本当に直感的に
「これは売れる!」とか「斬新だ!」って感じる作品が数年に1本あります。
私のジャンプ読者歴の中では『トリコ』、『ワールドトリガー』、
そしてこの『Dr.STONE』ですかね。
いずれも“新人”ではありませんが、大多数の新連載や読切が
「まあ面白いかな?」ぐらいの感覚で良し悪しを評価しますが、
この3作については、もう第1話読み終えた時点で「これは売れる!」
の一言でした。
この「売れる!」と直感的に感じることができるのは
週刊誌を読んでるからこそ味わえる快感だと思います。
どうしても単行本やWebマンガだと“話題沸騰”とか“ランキング上位”
みたいな前評判を知ってしまっていると、上記のように未知の快感を
味わいにくいんで。
あと何作この快感を味わえるでしょうかね?
~~~~~~ 読切評価 ~~~~~~
『忘レ物探偵』 (屋宜知宏)
評価……○
主人公の能力が中々真新しく、その一方で
扱いずらいのにも関わらずうまく物語を作り
出している。
作画も一見荒っぽいようで、キャラの表情や
輪郭、背景もきれいに描かれていて
見づらさはあまり感じない。
ただ、連載向きか?と言われるとちょっと微妙
しっかり読めば面白いが、逆にいえば流し読み
ではすぐに面白さを感じずらい。
~~~~~~ ~~~~~~ ~~~~~~
冒頭に書いた「直感的」に面白いとは感じませんが、
良い作品でしたね。屋宜先生の絵は嫌いではないので
また読んでみたいです。