新連載『最後の西遊記』(野々上大二郎)
調べてみると『無刀ブラック』で連載経験有り。
……まったく覚えがない。
……表紙を見ても思い出せない。
……冒頭を試し読みしてようやくおぼろげに思い出す。
内容の前半はなんか読切みたいな流れでしたね。
暗い展開のまま、突然の化け物登場。
……とっつきにくいな~~、不安。
さて、ちょっと今回はあえて現ジャンプの古株について書こうかと。
なにを隠そう『食戟のソーマ』についてです。
度々お伝えしているように『食戟のソーマ』は現在の連載陣で4番目の長さ。
ハンタを除くと、連載7年目で実質3番手ということになります。
しかし、薄々気づいているかたも多いと思いますが、現在絶不調気味。
掲載順もここ最近は後ろが定位置。
アニメがなかなか好調なハズですが、なぜなのか?
おそらく理由はシンプルに“マンネリ”かと。
バトルマンガでさえ、長期連載になると“強さのインフラ”という壁にぶち当たります。
それに対してソーマは料理マンガという最終的にはオチを“料理”持って行かないといけない枷があります。
それも斬新さを生むために段々現実味があるようなないような料理が増えていきます。
しかも昨年に物語で大きな節目を迎えた結果、それ以上の盛り上がりが生み出せない状況に陥っている。
今は細かい伏線回収に動いて動いている感じですが、正直“強制終了”がかなり現実味を帯びていると思います。
ぶっちゃけ平成が終わるタイミングで、主要キャラクターたちの結婚した家庭の模様を描くエピローグで終わり。
そんな未来がバリバリ見えます。
かつて支援も行っていたファンとしてはもう一花咲かせてからキレイに終わってほしいですが。