売れたデビュー作を超える難しさ

　

新連載『神緒ゆいは髪を結い』（椎橋寛）

『ぬらりひょんの孫』、『ILLEGAL RARE』でお馴染みの椎橋先生が帰還。

ファンタジー系からラブコメにテーマを変更してきましたね。

第一印象は、二度の連載経験者だけあって素晴らしいです。

さて今後はどうなるか。

当たり前かもしれませんが、漫画家にとって“ヒット作の次”を生み出すのは、ひたすら難しいこと。

近々『NARUTO』の岸本先生が新作を連載するというウワサがありますが、『ONE PIECE』に次ぐジャンプの代表作となったこのタイトルを超える、というかイメージを引きずらないのはかなりキツイですね。

他社ですが、進撃の巨人の諫山創先生にしても連載終了後の次回作には相当苦労するでしょうし。

ただ、それを超えてこそ“超一流”の漫画家なんでしょうね。

『Dr.スランプ』＋『ドラゴンボール』の鳥山明

『スラムダンク』＋『バカボンド』の井上雄彦

『北斗の拳』＋『花の慶次』の原哲夫

この方々が適切な例かわかりませんが、やはり代表作1つで終わらないのが最強クラスの漫画家なんですかね。