最近、「少年ジャンプ+」にハマっててそれなりの作品を読んでます。
れっきとしたジャンプコミックなので競争はWEBコミックの中では中々厳しいです。
コミック第1巻発売後、物語はまだまだこれからってタイミングで終了することが多々あります。
しかし、一方で本誌のように不人気作品が露骨に後ろに掲載されるようなことはないです。
WEBコミックには珍しく閲覧者数が公開されているので、おおよその人気は測れます。
ただし、実際は閲覧者数以外に、アプリ上の評価ボタン「いいジャン!」の数も加味されます。
そして、おそらくはデータとしは、「1話あたりの完読率」や「読者の離脱率」、「平均閲覧時間」など多くの情報が集計されているはずです。
もちろん、一番大きいのはコミックの売上でしょうが、アンケート票だけに依存する本誌の比べて様々なデータから作品を評価できる「ジャンプ+」作品は長い目で見て面白くなる作品がけっこうあります。
また、連載終了作品でも短期間ながらしっかりした物語に仕上がった作品も多いと個人的に感じてます。
こういうのを踏まえると本誌が「辛抱強くない」と最近特に感じてしまいます。
有名な話で『進撃の巨人』がジャンプで蹴られたというウワサがありますが、仮にジャンプで連載されたとしても現在のような傑作にはならず、打ち切りでひっそりと終わっていたと思います。
ジャンプの読者も編集部も「長い目で見る視点」が相互に欠落しているのが、次第に決定的な欠点になっている気がします。