よくレビューサイトなどで男の主人公に対する評価で
「主人公のい能力が地味」「キャラが弱い」「存在感が薄い」
と書かれたりすることがあります
自分もそう判断することが多々ありますが、実はこの見方はかなり偏っていて
早い話少年マンガ的な評価なんです(もっと言えばジャンプ読者的な視点)
上記のような評価を裏返すと「派手でキャラが強く存在感もある主人公」が求めらていることになりますが
これはタイプとしては完全な「尊敬・理想型」です
とにかく読者に「すごい・強い・カッコイイ」印象を与えるような典型的な少年マンガの主人公で
まあ完全に悟空、ルフィ、トリコが当てはまります
じゃあ「地味でキャラが弱く存在感が薄い主人公」はどんなヤツかというと
これは「感情移入型」で大半の小説の主人公はこのタイプです
「自分が主人公になったつもりになって読む」は小説を読む際の基本で
(同じ活字媒体であるラノベも基本的に「感情移入型」の主人公が多い)
幅広い年齢層に受け入れられます
「すごい・強い・カッコイイ」主人公を楽しめるのは基本的には男の子や若い男性で
「尊敬・理想型」の主人公は有名にはなるが、決して圧倒的多数ではないのです