『ブラッククローバー』累計発行部数1500万部突破。
もっと売れてもいいはず……。あれか?女性読者があまりいないからか?それとも海外の受けが今ひとつだからか?数少ない王道ファンタジーだよ?『ダイの大冒険』もいいけど、もっと注目してよ。
しかし、改めて考えてもブラクロってファンタジーマンガのお手本みたいな作品ですね。主人公は少年かつ泥臭く剣を使い、回りは華やかな魔法を放ち戦う。
そして、よくよく考えるとファンタジーでありがちなテンプレ設定をほとんど使わず、使ってもしっかり背景を練った上で登場させているのが、やはり昨今供給過多の異世界モノとは一線を課しますね。
魔王もいなければ冒険者もいない。エルフはいるけどゴブリンはいない。うん、テンプレ便りはダメですな。
~~~~~ 読切評価 ~~~~~
『タタラシドー』
(原作:末永裕樹 漫画:馬上鷹将)
評価……○
お笑い青春劇。全然違う気もしますが、『バクマン。』思い出しました。
どことなく多くの人が共感するような青春のエピソードを楽しく描いてますね。
キャラの表情や動きと作画レベルもマッチしてます。
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今週号の読み切りは調整の上、連載されてもおかしくない内容でしたね。お笑い芸人の人生劇ってノンフィクションでも十分ドラマチックなので、真面目にバクマン的に連載されてもいい気がします。
今週は以上です。