表紙『キルアオ』(今年初)
センターカラー『いくるびより』『あかね噺』
1周年を迎えたキルアオが見事記念すべき巻頭カラーを獲得しました。おめでとうございます!
連載から1年を迎えても人気が微妙だと巻頭カラーが貰えないパターンも何気に多いので、今号の表紙でキッチリ人気連載であることが証明されましたね。
連載当初は『SAKAMOTO DAYS』とのカブりが大丈夫か不安でしたが、あくまで“殺し屋”というメインテーマを維持しつつ、藤巻先生お得意のスポーツ要素と、今作で初挑戦の学園ラブコメ的な部分をミックスしたのが見事ヒット。
コメディ感がだいぶ薄れたサカモトデイズとは、結果的にしっかり棲み分けされて共存が達成できたのは、共倒れが起きがちジャンプでは珍しい事例となりました。
なんとなくキルアオの成功で、一時読み切りで頻繁にあった“殺し屋”テーマが減った気がします。2パターンの大正解が出されて、ハンパな作品では太刀打ちできなくなったのかな~~と個人的に思ってます。
~~~~~ 読切評価 ~~~~~
『洋平の変』(鍋ヒデアキ)
評価……○
妖怪と見せかけて、宇宙人モノでしたね。展開は割とオーソドックスながら、主人公+ヒロイン+第3のキャラという配置が案外定番とは違う雰囲気を出していて悪くない。
作画も比較的読みやすいレベルの荒削りで、今後に期待できそう。
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ファンタジーとか妖怪モノって、出てくる化け物たちの知名度が上がりすぎてて今更感が出てしまいますが、宇宙人やUMAはまだレベルに達してないヤツもいるので工夫次第では流行りそうな気もします。
でも日本人的には宇宙人はあまりリアリティないのかな?昔は宇宙レベルの世界観けっこうありましたけどね……。