“週刊少年ジャンプ”という名前で、少年誌というジャンルで分けられるように、ジャンプは少年をターゲットにした漫画誌です。
ただし、これは今では完全なる建て前。
いまや読者の年齢層は中高生以上、男女比もほぼ半数というのが真相というウワサ。
そんな環境のため、今のジャンプにおいて少年の主人公はほぼアウト。
特に小学生相当の年齢と判断されるとほとんどの読者に刺さりません。
なぜなら感情移入がほとんどできず、憧れることもできないから。
当然、女性からは見向きもされません。
新連載で少年主人公だったらその時点で黄色信号だと思ってください。
~~~~~~ 読切評価 ~~~~~~
『科学と魔法の格闘家たち』 (原作:いぬころすけ、漫画:村田雄介)
評価……〇
シンプルな近未来バトルアクション。
ジャンプルーキーからの特別読切とのこと。
村田先生の画力と原作者の物語が見事なマッチング。
今後本連載というわけではなさそうですが、色々期待は持てる一作ですね。
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若くて勢いのある発想を持つクリエイターは、ネットで芽を出す構造がすっかり定着しました。
ジャンプ本誌に勢いある若手が集まれるのも残り少ないかもしれません。