新連載『鵺の陰陽師』(川江康太)
妖怪系だとは察していましたが、なんか見覚えがある話だなと思って調べたら、昨年三月に読み切りで掲載されてました。
当時のコメントは以下のとおり。
~~~~~ 読切評価 ~~~~~
『鵺ん家』(川江康太)
評価……○
また妖怪モノwww。でも可愛らしいヒロインと主人公の表情・リアクションがなかなか面白いので個人的には合格。
ただし学園や妖怪など、物語や設定等に真新しさがないので、これで連載を目指せば確実に現連載陣と被って死ぬので、やるならもう少し変化してほしい。
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当時は読み切りとしては(○)を出しましたが、後半に指摘している部分が色々と心配……。でも3話までは様子をみましょう。
今回みたいに本誌の読み切り作品が、少し時を経て連載されるのはよくあるパターンで、個人的には『めだかボックス』や『アンデッド・アンラック』がよく印象に残ってます。
金未来杯やジャンプGIGAからの連載と大きく違うのが、現役の連載陣との優劣が示されること。単独だと自動的に、“連載陣と比べて面白いかどうか”が問われるので、未知数の“読み切り同士”の優劣よりも、ある程度アンケートの結果信用できるといえます。
“金未来杯の中で面白い”や“ジャンプGIGAの中で面白い”よりも、“少年ジャンプの連載陣と比べて面白い”のほうが明らかに価値が高いですよね。
ただ読者自身は毎回連載陣と比べて評価するわけではないし、“読み切りと連載は別”とも思っているので、そのまま連載が当たるわけではない。
編集部的にはどう使い分けているんでしょうね?全く未評価からの連載だってありますし。