TAMAHACHI08 -official blog-(※旧・大西洋少年ジャンプ総合研究所)

AI召喚術士としての活動拠点&少年ジャンプやアニメ・マンガ等への個人的な意見・感想を発信


●AIイラストコラム:"中級"AI召喚術士がAIイラスト初心者へおくるアドバイス(その③)



自称「中級AI召喚術士」である自分から画像生成AI初心者へ送るアドバイス第3弾です。

念押しですが、こちらはAIイラストの具体的なテクニックではなく、方針や心構え的な話になりますので、そっち方面はGoogle、ChatGPT、SNS等のご利用ください🐣

 

無理をせずにスランプや飽きを乗り越えろ!

画像生成AIが浸透し始めてそれなりの期間が経ち、"AI術師"を名乗る人の数も増加する一方で、画像生成AIから手を引いて事実上の活動休止状態の人も少なからず存在します。これには本職のイラストレーターとはまた異なるAI術師特有の苦労が原因だと個人的に考えています。

一般的に画像生成AIは「楽して画像をつくっている」というイメージが強く、「特定の目的のためにとりあえず2~3枚」ぐらいであればその認識は間違っていません。しかし、"AI術師"を名乗り"クリエーター"的に活動する場合は話が変わります。なぜなら、AI術師は本職のイラストレーターと比べて求められる"量"が圧倒的に多いからです。

手書きの場合、フルカラーのイラストを納得のいくクオリティで仕上げるのは、おそらく1日1枚でも非常に困難なため、下描きを公開しつつ数日かけて完成品をお披露目するというパターンが一般的かと思います。絵師のファンも当然これを承知しています。

一方で画像生成AIであれば、1日数枚のAIイラストを作るのは十二分に可能なので、AI術師の多くは毎日複数枚のAIイラストを投稿しています。

しかし、実を言うと画像生成1回ですぐ満足のいく1枚ができることはあまりなく、投稿に至るまでに画像生成のトライ&エラーが何回も繰り返され、その中から選ばれた一部が世間に公開されているというのが実態なのです。

このトライ&エラーには相応の時間が必要な上、毎回同じようなAIイラストを出すわけにもいかないので、アイデアも頻繫に出す必要があります。これをAI術師を名乗るなら基本的に毎日繰り返すわけですが、毎日数種類の絵のアイデアを出せる人はそう多くはありません。にもかかわらずAIイラスト界隈では「1日数回投稿」がすでに常態化しています。

結果、想像以上の作業量に忙殺されてスランプに陥ったり、活動休止する人が少なからず出てきているわけです。趣味ならばともかく"AI術師"としての本格に活動するのは、手書きのイラストと別軸ながら、決して楽なものではないのです。

なので自分は1日あたりの"量"より継続性を重視して、1日2~3枚の投稿を毎日"続ける"ことを意識してます。もちろんこれでもスランプに陥ることはあるので、他の術師のAIイラストからヒントやアイデアをもらいながら、無理せずにマイペースでやるのが大事だと個人的に思います。


f:id:TAMA08:20240415125136j:image