たびたびこのブログ内で、
「キルコのネット上(オタク?)での人気が高い」
ということを書いてますが(気になる人はググってください)
マンガやアニメ作品(以下コンテンツ)の人気や話題性を知るひとつの指標として「同人誌の数」が挙げられる
と個人的に考えてますので、今回はちょっと自論を述べたいと思います。
同人誌は基本的には、作成者の(この作品のこんなパロディを描きたい的な)趣味が反映されるのですが、同時にバイヤーの最低限の(この作品のこんなパロディを読みたいという)ニーズにも答えるので、同人誌数が多いということはそれだけ対象コンテンツの市場規模(需要と供給)が大きいということになります。
市場規模が大きい=コンテンツを知る人が多い=知名度・人気があるということです
ちょっとここで表を1つ
『僕は友達が少ない』 564件
『境界線上のホライゾン』 176件
『真剣で私に恋しなさい』 30件
『ベン・トー』 30件
『マケン姫っ!』 4件
*参考:『けいおん!』 2011件
(2011年秋 10月~12月) (2013年3月1日時点、とらのあな調べ)
上記は2011年の10月から12月に放送した深夜アニメ5作+αの同人誌ヒット件数です
残念ながらこのブログの読者層がわからないので、みなさんが知ってるかどうかわかりませんが、
有名なコンテンツほど同人数が割と極端に多いです
イマイチと判断されるとそのコンテンツの同人誌はほぼ作られません
同人作家は作成者であると同時にバイヤーでもあり、イマイチという作成者の判断はバイヤーの判断でもあるので結果的にニーズが生まれないのです。
また、同人誌は基本的にコンテンツが一番「旬」のときに
つまりもっとも需要が高い時に多く作られます
だいたいこの「旬」というのはアニメ化直後のことです
「旬」をすぎると自然とニーズが減る、もしくは作成者の熱意がなくなる(別コンテンツに移る)のでたとえ有名コンテンツでも制作される数が減っていきます。
わかりやすい例が毎度おなじみのジャンプ作品
『NARUTO』とか『BLEACH』はアニメ化した直後はかなりの数が制作されていましたが
その後どんどん減って、新作はごくまれに特定作家が出すぐらいになりました
ただ、『ONE PIECE』は例外でコンスタントに新作が出ています
ていうかワンピースはあらゆる面で規格外ですので…
以上がコミケにも参加したことのない自分の自論です