ジャンプらしからぬ今週号の表紙は、今話題沸騰中の『アオのハコ』。今年春の新連載ながら、初登場含めすでに三回目。
ネットで作者の三浦糀先生が、実はマガジン出身と知って少々びっくりしましたが、“濃い”ジャンプファンばかりになった現在の本誌においてマガジン流(?)の作風が新鮮に感じたのでしょう。なにせ広義で同じ恋愛モノといえるのが『あやかしトライアングル』や『ウィッチウォッチ』ぐらいで、どちらもあくまでラブコメですし。
結果的にスポーツマンガの要素も含んでしまっているのだから、タイミングや狙いが本当にうまかったと思います。
~~~~ 金未来杯評価 ~~~~
『失恋ビギニング』(一ノへ)
評価……○
理由……金未来杯には珍しい恋愛モノかつ、そのストーリーも独自路線で非常に印象深い。作風やキャラクターデザインもブラックな雰囲気に仕上げて、より独特さが際立つ。
連載を意識させない作りだが、読み切りとしては文句なしに面白い。
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前2作みたいなバトルモノが続くのかと思ったら、全く別路線の作品が登場したので驚きました。
~~《マグちゃん、今週の名セリフ》~~
「我は貴様に与さずとも ニンゲン共を理解し世界を支配してくれよう」
→ミュスカーに対して述べた一種の決意。ウネさんの証言やそれらしき行動はあったが、本人が明言するのはおそらく初めて。
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これまた宣伝ですが、金未来ネタのネームをWorldMakerで公開しました。
World Makerで「【ジャンプネタ②】金未来杯の功罪」の漫画ネームを公開しました!#少年ジャンプ #金未来杯https://t.co/S2DoRZxGAv#WorldMaker pic.twitter.com/wnepL5RHHd
— TAMA08 (@TAMAHACHI08) 2021年10月22日