[今週号の表紙]『逃げ上手な若君』(今年初)
連載当初から話題が続き、かつだいぶ時代は離れますがNHK大河ドラマともプチ関連する形となった若君。度々言っていますが、内容は本格的な歴史モノながら、松井先生流のギャグが見事に入り込めているのが大きなポイント。
さらに割と淡々と物語が進んでおり、引き伸ばしや無理な長期連載を狙っていない印象も結果的に古参ファンに響いている感じがします。アニメ化は確実でしょうけど、もしかしたら前作『暗殺教室』のように実写化までされる可能性も……。下手すると大コケしそうですが。
さて、ついにこの日が来てしまった『破壊神マグちゃん』完……。
と思ったら「もう少しだけ続く!!」というアオリが!そして、公式ツイッターでも「※最終回ではありません」という注意書き。
巻末コメントでも「最終回っぽいですが、まだ最終回じゃないです。来週もよろしくお願いします。」と上木先生がおっしゃっているので、とりあえずは大丈夫!
良かった!!
しかし、ではいったい来週以降はどんな展開を迎えるのか……?
本命はストレートに「高校生編」スタート。変化球で「あれから5年後……お悩み破壊神編」。さらには魔球「『久遠』のユピススによる時間改変、中学生編再び」などが予測されます。
出来たらこのまま本誌でマグちゃんの雄姿を見届けたいですが、たとえ『トマトイプーのリコピン』みたい「ジャンプ+」に移籍しても、私は変わらず供物を捧げ続ける覚悟ですので、皆様も引き続きよろしくお願いいたします。
~~《マグちゃん、今週の名セリフ》~~
「貴様らの前途に破壊できぬ障壁は無い」
→卒業式にて卒業生代表挨拶を乗っ取ったマグちゃんによるありがたきお言葉。だいぶ荒目の乗っ取り方だが、言っている内容は割とまともで言葉を少し変えれば実際に使えそう。
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~~~~~ 読切評価 ~~~~~
『ヤマビコな日常』(小林おむすけ)
評価……○
”ゆるゆるお散歩コメディ”と紹介されてますが、自分的には”プチ未来青春劇”とも呼びたい感じのまったり学園モノ。
作画は目一杯褒めてヘタウマ。しかしながら、ヒロインの喜怒哀楽は顔の表情でしっかりと表現できているので貶すほどではない。
物語……というか設定に火星移住やら地盤隆起など、ちょっと近未来感のある要素が入っている分、単純な学園モノとは違う展開を期待させる。
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