新年あけましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
さて去年の不気味な新年の表紙から今年はシンプルな「受験生応援」表紙。共通一次……じゃなくてセンター試験……じゃなくて全国共通テスト……でしたっけ?無事に終わるといいですね。
今年は2期や劇場版を含めてアニメ放送を控えた作品が目白押しですが、何気に終了が近づいている作品も多いので、その空いた枠に新たな人気連載が組み込まれる可能性も十分ありますね。
新連載についてまともに当たり作品を予言はありませんが、唯一ハッキリ言えるのが”流行りに乗っかった”作品はウケないということ。なんか世界的なスポーツイベントが控えているから、そのスポーツのマンガを描いたり、将棋や囲碁ですごい有名人が登場したからとそれをテーマにした作品を連載しても、読者はその露骨な意図を見抜きます。
むしろ"このマンガをキッカケに流行りを生み出す"ぐらいが、日本最強のマンガ誌であるジャンプの使命と思ってほしい。読者も少なからずそう思っているはすです。だからこそ世の流行りに関係なく"落語"をテーマにした『あかね噺』は人気を得たのだと確信しています。
じゃあ何が良いか?それは漫画家と編集者が悩む問題なので読者としては知りませんwww。
さて今週号は久しぶりにジャンプ+に移籍した『あやかしトライアングル』が掲載。昨年4月18日発売の20号以来ですが、移籍後に判明したことが1つあります。それは、ジャンプ本誌で人気連載といえるレベルが「ジャンプ+」でいえば"30万いいジャン"に相当するということ。
いちおう説明しますと"いいジャン"はジャンプ+アプリ上で使用されている評価指数のことで、作品を応援したい読者は1話読むごとに最大10回押すことができます。なんだなんだジャンプ+も数年にわたって愛用していますが、感覚として多くの作品は10~20万ほどのいいジャン獲得しています。
んで皆さんご存知の『SPY×FAMILY』や『怪獣8号』はこれを毎週100万超を記録しているわけですが、100万は当然すごいとして、これがジャンプ本誌の作品となればどうなるかはイマイチ知る方法がなかったのです。それが人気連載真っ只中の『あやかしトライアングル』がジャンプ本誌から移籍してきたことで分かりやすく比較できる状況が生まれたのです。
そして「あやかし」がだいたい毎週30万前後のいいジャンを記録したことで、読者層がやや偏っている考慮して、ジャンプ本誌の人気連載はいいジャンに換算すると40万超になると予測がつきました。実際、100万クラスの超人気作品以外だと50万台や60万台の作品があったりするので。
なんかまた「ジャンプ+」については番外編を書こうと思いますので、本日はこの辺で。