『マッシュル-MASHLE-』(2回目)
まもなくアニメ放送が開始するマッシュル。今は毎週読んでいますが、連載当初の一部期間を除いて未読なので、復習をかねていちおう視聴しようとは考えてます。ちなみに逆パターンで当初は読んでて今現在読まなくなったのが『アンデッドアンラック』です。
話を戻しますと、やはりというべきかマッシュルのアニメも深夜帯での1クール放送になる模様。先日『BORUTO』のアニメ放送も一旦休止になるなど、もはや年間放送のジャンプアニメはほぼ存在しなくなりました。
年間放送だと原作にすぐ追いつくという欠点を解消するため、色々無理があるから仕方ないとはいえ、少し寂しい気もします。
原作尊重は、当然私も支持しますが、個人的にはアニメスタッフが試行錯誤して生まれるオリジナル要素も決して無視してはならないアニメの楽しみだと思っています。そこでアニメスタッフの思わぬ“発明”ができるわけですし。
例えば『ドラゴンボール』の孫悟空の父である「バーダック」やバブルス君とともに界王様のお供であるグレゴリーは元々アニメオリジナルキャラです。また、『ONE PIECE』のフォクシー海賊団みたいに原作よりもアニメでの登場が増えて人気となるキャラクターも多数います。
原作に忠実な深夜帯アニメだとこうした大胆なオリジナル要素を入れ込むのはかなり厳しいので、アニメスタッフの活躍の幅を少し狭めてしまうのではないかと、少なからず心配してしまいます。
そう考えると最近スタンダードとなりつつある、原作に忠実な劇場版も全肯定とはいきませんね。少なくとも『ONE PIECE FILM RED』は原作中心の考えでは生まれなかったでしょうし。
~~~~~ 読切評価 ~~~~~
『フォローミー、ゴースト』(ヤマノエイ)
評価……○
また除霊モノかと思いきや、SNSとカメラ撮影を組み合わせるという非常にユニークな物語。
絵は決して見やすいというわけではありませんが、独特な話に合った不思議な雰囲気を醸し出していて個人的には好印象。
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