新連載『アイスヘッドギル』(蜂矢育生)
バイキングを意識したファンタジーモノっぽいですね。個人的には好みな部類に入るのですが、オーソドックスさが果たして今後どう作用するのか注目していきたいです。
んで、そんなファンタジー新連載が始まったかと思いきやアニメも放送中の筋肉ファンタジー『マッシュル-MASHLE-』がなにやら“クライマックス”を宣言……。
度々ブログ内で『ブラッククローバー』の後継と呼称していたマッシュルが先に完結するというまさかの流れ?……来週号を待つしかないですね。
なかなか近年のジャンプではウケが悪い“ファンタジー”ですが、モンスターあふれる中世ヨーロッパっぽい雰囲気が今のジャンプ読者には刺さらないのが原因かもしれませんね。
なにかの記事で読みましたが、オーク・ゴブリン・スライムみたいな定番モンスターを常識前提で作る作品は令和世代には不評だそうです。よく知らないモンスターなのに「皆ご存知の……」てきな姿勢が嫌がられるそうで、面白いと感じたらもはやオッサンらしいです
私も元々ファンタジー系ゲームはやらないので、ゴブリンはまだしも“コボルト”は初めて知ったときは「なにこいつ?」と思ったぐらいですし。
でもイチから世界観を作ると、それはそれで読者が覚えられないという欠点が出るのが難しいところ。ですがそれを乗り越えられないマンガはそもそもジャンプで連載する資格がないともいえますね。
『ドラゴンボール』『ONE PIECE』『NARUTO』『BLEACH』とかは大ヒット作品は、やっぱりしっかりした世界観ができてますし。