[表紙]『あかね噺』（３回目）
今年連載のヒット作あかねが、前号の『僕とロボコ』『呪術廻戦』と並ぶ三度目の表紙を獲得。『このマンガがすごい！』でもオトコ部門で4位になるなど、自他共に認める人気作となりました。
……オトコ部門だけど女性主人公というのが面白いですね。以前の記事で、“格好いい女性主人公”が求められようになるみたいこと書きましたが、多分女性主人公には男性読者にしてみれば、憧れや感情移入に加えて、うまく言葉にできませんが“畏敬”みたいは別の要素が感じられるのもポイントなのかもしれませんね。
男主人公とはまた違った環境下やイメージの元で進む物語が、これまでになかった体験をとくに固定概念が強いジャンプ読者に与えているような感じがします。
まあもちろん、ただ主人公を女の子にしたからと面白くなるわけではありませんが、例えば『ギンカとリューナ』は実質男女二人が対等に主人公となっている点が新鮮味があると最近個人的に思っています。
割と頻繁になった『ONE PIECE』『僕のヒーローアカデミア』『ブラッククローバー』の不在の間は、こうしたジャンプのニューウェイブに触れて考えてみるのも面白いですね。
～～～～ 新連載予想(2022.12-B) ～～～～
『イチゴーキ！操縦中』………×
申し訳ございません。シンプルにギャグの好みが合わないのでこの評価です。ギャグを詰め込もうとして、タメが全然ないのがなんか鬱陶しい。
『人造人間100』……×
ん～～～～、迫力も真新しさも意外性も今ひとつ、というかない。作画も標準レベルで読みやすいけど、その分印象も薄い……。ジンクス回避は無理かな。
～～～ 以上 ～～～
というわけで、2022年最後の新連載陣は運が良くて１作が残るぐらいなのが個人的予想。ほかは絶頂期を迎えようとする2020、2021年作品に食いつける可能性は正直ない。
……とソーマを罵倒し、鬼滅を見逃し、ロボコを貶した素人ブロガーが語ってます。
