TAMAHACHI08 -official blog-(※旧・大西洋少年ジャンプ総合研究所)

AI召喚術士としての活動拠点&少年ジャンプやアニメ・マンガ等への個人的な意見・感想を発信


【今週の少年ジャンプ】『あかね噺』をより楽しむなら現実の落語界に触れよう~

※やっぱり"書きたい"欲が出たので復活しました🐤

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・表紙『あかね噺』(今年初)
・センターカラー『僕とロボコ』『カグラバチ』

連載2周年おめでとうございます!流行と関係ない“落語”テーマで、見事にジャンプの人気作品として確固たる実績をあげることに成功しましたね。

あるサイトで落語の歴史について軽く学ぶ機会があったのですが、落語の“ネタ”以外にもその歴史についても知っておくとより楽しめることが改めてわかりました。

あかねはフィクションとはいえ現実の落語界を踏まえている部分も多いので、三遊亭などの流派について知るだけでも面白味が増します。

 

んで、なんとこのタイミングで『ルリドラゴン』も復活!実はあかねとともに2022年連載の同期、かつ女性主人公モノという縁があるこの2作が揃うのは色々と感慨深い……。

残り3回の紙面での掲載からは電子限定での隔週連載となりますが、無理は禁物なのでこれからも適度に頑張っていただきたいです!

 

さてさてついでに恒例のこちらの企画もどうぞ。

~~~ 新連載予想(2024.03) ~~~

『超巡!超条先輩』(沼駿)……○

左門くんはサモナー』作者によるポリスコメディ。ギャグマンガが減少傾向かつ「こち亀」不在の現ジャンプなら、まあアリといえる設定。

元々ギャグセンスは前作の時点から好みの部類に入っていたので、期待値やギャグマンガ待望の思いを含めてこの評価にします。

 

『Dear Anemone』(松井琳)……×

ごめんなさい、自分はジャンプでこういうブラック&ブラッドは求めてないので論外。

乱雑な評価で申し訳ないですが、『チェンソーマン』と比べてもワクワクがないパターンの話なので自分的にはダメです。

~~~  以上  ~~~

 

最後に個人的に勉タメジャンプに『破壊神マグちゃん』からナプタークの読み切りが載るというのがビッグニュースでした!

……というわけで以前みたいにキッチリ毎週書くか分かりませんが、またよろしくお願いします🐔

【お知らせ】ブログリニューアル&AIイラスト活動のご報告

初めての方もそうでない方も、ようこそいらっしゃいませ。

主にジャンプやアニメに関するコラム記事を公開する虚弱ブログを運営してきた自分ことTAMAHACHI08(以下TAMA08)ですが、2022年10月よりAIイラスト生成に目覚め、それ以来日々twitter上でAIイラストを投稿する毎日を送っています。

人生最大のいいね数を記録したり、フォロワー数が大幅に増加するなどそれなりに支持を得ていることから、この度ブログをよりAIイラストに偏重した形にリニューアルすることにしました。

ぶっちゃけ、クリエイター向けサイトの多くがAIイラストを出禁にしたり凍結している例が多いので、その代わりという面もあります🐣。

 

AI専用イラスト投稿サイト「ちちぷい(chi-chi pui)」さんにも登録しているので、こちらではAIイラストに関する持論をチラホラ書いたり、広告を載せようと思います。そんで、時間があれば引き続きジャンプやアニメに関する記事も書いていきたいです。

 

ちなみにAIイラスト入門から間もないころ(22年11月頃)の体験記事を前後編で公開していますのでよかったらご覧ください。

tamahachi08.hatenablog.jp

tamahachi08.hatenablog.jp

 

最後に私がこれまでに、あるいは現在進行形で参考にさせて頂いている3つのサイトについて軽くご紹介したいと思います。

■国内における「Stable Diffusion」導入の実質的な入門書「GIGAZINE

gigazine.net

自分を含め、初期の日本におけるAIイラストで非常に多く方がお世話になったのが、GIGAZINEさんの各種Stable Diffusion関連記事。2022年秋のピーク時には2~3日に1回のペースでStable Diffusionの最新機能やテクニックに関する紹介記事が投稿されていました。今現在も画像生成AIの海外を含めた動向について頻繁に記事が掲載されています。

 

■AIイラスト専門サイトの先駆けの一つ「ちちぷい(chi-chi pui)」

www.chichi-pui.com

2022年10月30日にオープンした元祖AIイラスト・フォト専門サイトの1つで、おそらくは「」AIピクターズ」と並んで日本最大規模を誇っています。様々な投稿企画を実施しているほか、画像生成サービスやグッズ販売のページも設けてます。

 

とりあえず今後とも引き続きよろしくお願いいたします。

~ 以上 ~

【今週の少年ジャンプ】始まりと終わりが迫る2024年のジャンプ

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8月以来の集合表紙なので、早速今年最後のラインアップを見てみましょう。

ーーー 表紙分析 ーーー

・センター『ONE PIECE

・アンダーセンター『呪術廻戦』『僕のヒーローアカデミア』『アオのハコ』『あかね噺』『SAKAMOTO DAYS』

 

雪玉がムダにデカいのでキャラが小さめですが、メイン所は夏の集合表紙と同じラインアップ。ヒロアカや呪術は2021年末以降8回連続で同じポジション。つまりワンピースと合わせて事実上の現ジャンプの3強。

 

その他『アンデッドアンラック』『僕とロボコ』『ウィッチウォッチ』『逃げ上手の若君』『夜桜さんちの大作戦』が多少見やすいポジション。ひいき目でいえば『キルアオ』『鵺の陰陽師』も同じぐらい

ーーー ーーー

今年は『ブラッククローバー』と『マッシュル-MASHLE-』というファンタジー2作がジャンプ本誌から去るという少々意外な結果になりましたね。

しかし、先ほど3強と呼んだワンピース、呪術、ヒロアカがいずれもクライマックス寄りで、呪術とヒロアカに至ってはジャンプフェスタで作者がおおよそ2024年内の完結を明言するという状況……。

一方で2021年組が続々とアニメ放送があるなど、次世代の躍進も期待される……。

 

毎年そうかもしれませんが、2024年のジャンプも一筋縄ではいかなさそうですね。見方によっては“凋落”とも言われかねないぐらいの変化が起きそう。

また年内に年間振り返りの番外編書きますのでよろしくお願いします。

 

最後にひとつ、『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』観に行きましたが大満足でした!大人から子供、初心者から古参ファンまで誰もが楽しめるような内容でオススメです!

ちなみに友人の一言は「褒め言葉でクソアニメだったわwww」でした。理由は観れば分かりますwww。

【今週の少年ジャンプ】“似て非なる”の例題のようなサカモトとキルアオ

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『SAKAMOTO DAYS』(4回目)

今年ワンピースに次ぐ巻頭カラー数を記録しているサカモトデイズ。それに続いて同じ“殺し屋”テーマの『キルアオ』が掲載されていますが、この2作はけっこう掲載位置が隣り合うパターンが多いです。しかも上位で。

アオキルが新連載時は編集部の悪い癖である“ジャンル被せ”が起きてヒヤヒヤしましたが、結果的にはどちらもほぼ毎週上位の掲載位置を維持することに。

サカモトデイズが先なので、どちらかといえば藤巻先生の狙いが上手かったと言えますが、“殺し屋”という少年漫画誌で1個あれば十分なジャンルかつ、主人公がいずれも子持ちの成人男性という“被り”を出しながら棲み分けが出来ているのは見事。

“似て非なる”という言葉がぴったしの両作品は来年も更なる躍進が待っていることでしょう!

 

~~~~ 新連載予想(2023.12) ~~~~

グリーングリーングリーンズ』………×

青春系スポーツの“三匹目”のドジョウはないと思います。絵の出来映えは別に悪くありませんが、だいたいの物語の流れが読めるのでワクワクが薄い。

 

『累々戦記』……×

妖怪モノとしての差別化がゼロ。キャラデザイン並、物語の展開も並、真新しさもない。個人的にわざわざ誉める点が見いだせない。

~~~ 以上 ~~~

 

……辛辣な評価になってしまいましたが正直な印象をぶっちゃけるのがこの企画のポリシーなので……。過去には後に大人気作品となるマンガも貶してきましたが、イチ読者の眼力はこんなモノだという例になればと勝手に考えてますので、これからも個人的な感想をぶん投げていきます。

 

そういえばジャンプフェスタで色々発表があったみたいですね。アニメ版ワンピースの別シリーズとか。

【今週の少年ジャンプ】ジャンプファンだけが感じる“夜桜”と“鵺”の勢い

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ONE PIECE』(6回目)

もうワンピース本編が複線回収や過去編挿入で続々新事実が発覚するようになって長いですが、マニアによるするどい考察があってもまだまだ驚きがあるのがやはり尾田先生のすごいところ。完結したら国民栄誉賞とかあげてもいいと思いますよ、並のスポーツ選手より影響力デカいと思いますし。

 

今週号で触れたいのは、最近ジワジワと前よりに掲載されることが増えた『夜桜さんちの大作戦』とダークホース的に健闘している『鵺の陰陽師』。

夜桜さんは最初は学園コメディかな~と思っていたら、いつのまにか立派なバトル系になり、最近はファミリー感も倍増。アニメ放送と合わせて更なる躍進が期待できそうです。

……原作とだいぶストーリーに間がありますけど。

 

鵺の陰陽師も、例のアンチ妖怪モノ思想であまり期待してなかったのですが、テコ入れ無関係のヒロイン連投とマイルドな笑いが意外とファンを獲得している模様。今のジャンプは矢吹先生的な可愛いヒロイン系ラブコメが不在なので、その需要を満たしているのかもしれませんね。

『アオのハコ』は青春要素が強いのでラブコメ需要を完全には担えませんし。その証拠に今週号の鵺の水着喪失ネタなんか完全にラブコメ系でなけれはやらない内容ですが、アオハコなら炎上間違いなし。

 

果たしてジャンプにラブコメが復活する日は来るのか……

【今週の少年ジャンプ】妖怪固執主義反対派は、ジャンプ+アニメの成長を祈ります

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新連載『累々戦記』(雨宮ケント)

妖怪・悪霊・異形……呼び方はいくらでもありますが、自分はこういう非西洋的な“ヤツ”が出てくる作品は広い意味で“妖怪モノ”と扱います。逆に西洋的なら“モンスター”という感じ。

書き飽きるほど度々申し上げてますが、最近のジャンプはこのジャンルの新作が多すぎます!“殺し屋”も増えてますが、妖怪モノはなまじジャンルの守備範囲が広いので、数も期間も妙に目立ちます。

ヒット作もそれなりにあるので、あまり文句ばかりはいえませんが、二番煎じが量産されている気がするので個人的には気に入ってません。

……ようは今週号の新連載は上記のような感情踏まえて後々評価しますので悪しからず。

 

なんか先週はジャンプ+のアニメ化発表が続きましたね。『SPY×FAMILY』『【推しの子】』クラスの出現を期待したいですね。

【今週の少年ジャンプ】ゴルフは“定番”スポーツか否か?

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新連載『グリーングリーングリーンズ』(寺坂研人)

『ビーストチルドレン』の方の新連載は青春×ゴルフということに。前回のラグビーではさすがに流行りへの乗っかり感がひどかったのですが、ゴルフはそんな状況でもないので、まあ及第点。残り2話を待ちましょう。

少年誌のスポーツマンガといえば、野球・サッカー・バスケが3巨頭といえますが、じゃあゴルフはどれぐらいの位置なのか……。マンガ内で主人公も言っちゃってますが、基本オッサンのスポーツというイメージが強く、青年誌ではそこそこ定番でも少年誌ではレアというのが個人的な見解。

プレーヤーは男女ともに若い人も多いですか、“試聴”という面ではだいぶ若年向けではない。藤巻先生ですら、補えなかったこの課題をクリアできるか……とりあえずそこが一番の注目点ですね。

 

何気に『キルアオ』が今週号のサーフィンみたいにちょこちょこスポーツ要素入れ込むから、『アオのハコ』と合わせてスポーツ枠食ってるんですよね~~。

 

さて、新連載が始まった今週号でもう1つ気づいたのが、前回の新連載陣がさっそく危険水域に入ったこと。『暗号学園のいろは』の低空安定とは話が違うので、なる早で挽回したいところですが、キルアオや『鵺の陰陽師』が人気を固めつつある中ではけっこう厳しいかも……。

 

最後にプチ宣伝

ジャンプ+で現在一番推しの『ラーメン赤猫』のアニメ化が決定しました!インディーズ連載からアニメ化は初の快挙です!ぜひご覧ください!!

ramenakaneko.com

【今週の少年ジャンプ】注:この雑誌は少年ジャンプです、再びwww

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『アオのハコ』(3回目)

おおよその予想通りアニメ化が決定しました。おめでとうございます!2021年組では『逃げ上手の若君』に続く発表になりますが、気になるのは時間帯がいつになるのか?この設定・世界観・物語で深夜はすごいもったいないので、夕方枠か朝枠を是非とも空けてほしいですね。

アオハコが表紙になる度にジャンプらしからぬサンデーやマガジンっぽい印象になるほど、連載当初からジャンプではかなり珍しい作品でしたが『SAKAMOTO DAYS』と並んで“ネクストブレイク”の一角であることは、ファンの多くが同意すると思います。

 

 

 

~~~~~ 読切評価 ~~~~~

『フレイム・ブルー』(ヤマノエイ)

評価……○

 

恋愛を阻む悪魔と恋に憧れる生徒のコメディとシリアスを含んだ攻防劇はなかなか楽しかったです。なんかちょっと登場人物が多く、セリフも多めで一瞬ゴチャっとしましたが、最終的にはいい感じのまとまりだったと思います。

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先週号の作品もそうでしたが、オチからすぐ物語が終わりなのではなく、少し長めのエピローグを入れているのが個人的にはポイント高いです。

 

アオハコのアニメ化に隠れてますが、『暗号学園のいろは』1周年おめでとうございます!これで同期で過大評価だったアノ作品よりも人気であることが証明されましたね。予想通りコミックスは着実に売れている模様。

……てか2022年作品の現在の生き残りは『あかね噺』と『ルリドラゴン』と暗号学園なのか。ちょっと意外かも。

 

ついでに『アスミカケル』は、ファン的には嬉しいサプライズがありました!

【今週の少年ジャンプ】男だったら当たらなかった“あかね噺”

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『あかね噺』(2回目)

『SAKAMOTO DAYS』と並んで個人的に推したいジャンプマンガ。世間的な流れと全く関係ない“落語”というジャンルに加えて、ヒロインとは異なる“女性主人公”という二大要素が売りです。

『ルリドラゴン』とともに“女性主人公”については色々と書きたいことがあるのですが、なかなかまとまらず……。とりあえず言いたいのは両作品とも主人公が“女性”じゃなかったら人気にはならなかった可能性が大だったということです。

両作品がふつうに男の主人公だったら、けっこう凡作に仕上がったというのが私の妄想です。

 

さて今週号の『ONE PIECE』は、かなり珍しく下書き感の強い掲載だったのでなんだか心配……。適度に休んでもなかなか満足いく出来映えにするのは難しいのが週刊連載なんですね。

それなら連載作品増やして隔週もOKにすればいいのに、とか思いますがジャンプ+があるからもう別にいいのかな。

 

~~~~~ 読切評価 ~~~~~

『小羊虎を成す』(遥川潤)

評価……○

 

中華も西洋も現代も近代も混ざった不思議ジャンル。よく私が文句を言う“妖怪モノ”といえば“妖怪モノ”ですが、それ以外の要素の印象が強くて個人的にはグッド。作画が綺麗なのにキャラクターたちが全員ひねくれているギャップが楽しい上、オチが悪役を倒して終わりではなく、そこそこエピローグがある珍しさも良いです。

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【今週の少年ジャンプ】ファミリーコメディっぽい第一印象から早三年……

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『SAKAMOTO DAYS』(3回目)

連載3周年おめでとうございます!もう三年目と言うべきか、まだ三年目と言うべきか迷いますが、とりあえず第1話からヒットすると直感してたのは事実です。最初期の段階でわざわざ紹介記事を書いたぐらい気に入ってました。

当初は“殺し屋”というテーマながら主人公が妻子持ちのデブキャラで、話の流れもどこか牧歌的な雰囲気があったのでファミリーコメディだと判断してましたが、今では自他共に認めるジャンプを代表するバトルモノとなってます。

近頃目にするようになったフランクな感じの“カジュアル系殺し屋”もサカモトデイズが連載スタートしたあたりから増えましたが、それを連載まで持ってってかつ、学園モノ+ヒロイン主体でうまく棲み分けた『キルアオ』もなんだかんだすごい。まあもっといえば限りなく殺し屋に近い『夜桜さんちの大作戦』も含めてこの3作品が共存できているのも面白いです。

 

今週号は『Dr.STONE』のスピンオフ……というかエピローグも掲載されていましたが、最終回迎えても無理やり感のない物語ができることに脱帽してます。一部ネット記事で“最終回イマイチ”的なトンチンカンな評価があったと知りましたが、むしろ絶対続きがあるとわかるラスト(※実際今回とは別のエピローグもあった)だったので全然良かったと自分は思ってます。

ちなみにDr.STONEも直感が働いた作品です。