TAMAHACHI08 -official blog-(※旧・大西洋少年ジャンプ総合研究所)

AI召喚術士としての活動拠点&少年ジャンプやアニメ・マンガ等への個人的な意見・感想を発信


【今週の少年ジャンプ】サカモトデイズ2周年で、2020年連載は5作がヒット作認定

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[表紙]『SAKAMOTO DAYS』(4回目)

2020年連載作品としては『アンデッドアンラック』『マッシュル -MASHLE-』『僕とロボコ』『高校生家族』に続いて2周年突破を達成したサカモトテイズ。すでにジャンプ+に移籍した『あやかしトライアングル』も含めればバトル3作・ギャグ2作・ラブコメ1作と、2020年組のジャンルは恐ろしいほどバランスがいい。その後ろに歴史モノや青春モノも控えていること考えるとジャンプ布陣はだいぶ盤石。

当初はもう少しコメディ色が強かったサカモトテイズも、だいぶシリアスなストーリーが続いてますね。警察官のナカセちゃんとかもう登場する余地がなさそう。てか坂本商店は奥さんいるけど、色々大丈夫なの?

 

~~~~  金未来杯評価  ~~~~
NEON VAMPIRE』(TSCR)

作画……物語に合うポップな印象で、荒さもなし。

内容……設定はオーソドックスだが、キャラクターの性格や掛け合いで個性を出している。

評価……(○)バトル感が今のところ一番高くて連載向き、ただ主人公のキャラがネックになりそう。

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【今週の少年ジャンプ】新連載時と比べ“成長”と“変化”が楽しめる「夜桜さんち」

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[表紙]『夜桜さんちの大作戦』(今年初)

連載3周年おめでとうございます。ある意味コメディからのアクションへのチェンジを見事に成し遂げた成果ともいえますが、なぜか知名度は今一つ……。

ファミリーとスパイを掛け合わせ、物語冒頭で主人公とヒロインが恋仲になるというちょっと特殊なジャンルのコメディとしてスタート。その後、徐々に主人公の戦闘力を高めて、ジャンプ読者の好物である“血筋による因縁”も盛り込むなど、画力の向上とともに確実にバトルマンガとして成長していく様子が個人的には面白いと思ってます。

多分なかなか知名度が上がらないのは、後輩作品や完結済みの先輩作品など話題作に挟まれたからかなっとテキトーに予想してます。あとはなんとなく年齢層低めの読者が読みやすそうな分、熱烈なファンが少ないのかも……。

 

 

ただし、もし未読でしたら面白さは保証します。

 

~~~~  金未来杯評価  ~~~~
『LIFE LIAR FROM HELL』(林守大)

作画……キレイだと思うが、個性はない。

内容……ドラマっぽさは認めるが、会話のやり取りを読むのが面倒。
評価……(×)読み切りの選手権の作品としては、インパクトが足りず地味。

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【今週の少年ジャンプ】やはりスポーツ青春モノは優れている

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[表紙]『アオのハコ』(2回目)

今年春の1周年記念以来の巻頭カラー。ワンピースやヒロアカがちょいちょい話題になったり、人気も安定期には入ったのか、今年は『逃げ上手の若君』などの2021年作品はあまり表紙になってない感じですね。むしろ『僕とロボコ』がすでに2回表紙になってたことが快挙といえるかもしれません。

アオハコはスポーツベースの学園青春モノなので、物語的には文化祭や全国大会、合宿、修学旅行などのスポ根と学園モノ両方のイベントを存分に活用できるので、山場を引っ張り過ぎなくて済むのメリットをもってます。スポ根ならひと試合で何週間も費やすパターンも、アオハコならそこまでしなくて他のイベントで十分話を盛り上げることができる。

スポ根未満という立ち位置がやはりジャンプにおいて絶妙にハマったといえますね。

 

~~~~  金未来杯評価  ~~~~
『根暗闇蔵』(山本元輝)

作画……コメディとして妥協できるレベル。

内容……コメディっぽいようで、印象としてむしろ暗さを感じて微妙。
評価……(×)絵のレベルに対してコメディとして中途半端。今後の成長に期待としかいえない。

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【今週の少年ジャンプ番外編】テレワークの”ながら見”に最適!?ジャンプ・ロングラン・ギャグアニメ3選

社会人という名の奴隷身分の皆さま、お互いお疲れ様です。

突然ですが、自宅でテレワーク実施中の方々はどのようにお時間をお過ごしでしょうか。もちろん仕事中だと思いますが、無音ではなくBGMやテレビなどを流しながら気分を盛り上げている人も多いのではないでしょうか。

自分自身、短い期間ながらテレワークを実施していたのですが、音がある空間でないと落ち着かないタイプなのでスピーカーで音楽を聴いたり、テレビをつけながらやっていました。しかし、地上波のテレビで放送されているのは、お世辞にも気分がいいとはいえないワイドナショーばかりで、扱うニュースもコロナコロナコロナと、むしろ気分を害する一方。そして、当時そんな気分を盛り上げようと思いついたのが、amazon primedアニメストアなどを活用した”サブスクながら見アニメ”でした。

 

その"ながら見"作品を選ぶにあたっては以下のような条件を設定しました。

・しっかりとしたストーリーものは省く

・気分が盛り上がるよう”笑い”要素が強い

・数日間および長時間視聴できる

 

あくまで"テレワーク中の気分転換"が目的なので、ある程度集中してみる必要のあるストーリーアニメはなるべく省きました。また、"ハラハラドキドキ"や"衝撃的"、"泣ける"といった要素も注意力を妨げるので排除し、ギャグやコメディを中心にピックアップ。さらに1日およそ8時間、週5日間流すとなると2400分にもおよぶ視聴時間に対応できる長期間の作品を探しました。

結果的にジャンプ系アニメが比較的条件に合うことが判明しましたが、そんなちょっぴり厳しい条件をクリアして、私が実際に"ながら見"してたジャンプのロングラン・ギャグアニメを今更ながらご紹介したいと思います。

 

■『ボボボーボ・ボーボボ』(2003年~2005年:全76話)

(テレワークオススメ度:★★★★)

ご存知、少年ジャンプ伝説的ギャグマンガのTVアニメです。厳密にはストーリーものではあるのですが、別に覚えておく必要がないぐらい毎回ハチャメチャな展開の連続。そのバカバカしさや、時代を選ばないギャグの数々は、2020年代の今見てもまったく色褪せておらず、気分が盛り上がること間違いなしです。ボリュームに関しては、全76話で約2280分と単純計算すれば1週間で見終わってしまいますが、テンションを上げ続けることに関してこの作品の並ぶものはないといえます。

 

■『銀魂』シリーズ(2006~2018年:367話以上)

(テレワークオススメ度:★★★)

ご存知、少年ジャンプ伝説的ギャグマンガのTVアニメです。多方面で過激なネタに加えて、圧倒的なのはそのボリューム。単純計算すればTV放送だけで約11,010分におよぶ視聴時間はもはや1カ月かけても見切れません。ギャグマンガとして名高いものの、意外としっかりとしたストーリーが存在しておりシリアスパートもけっこう含まれているため、ながら見やテンションUPの面でいえば、ボーボボには一歩劣ります。ネタの一発一発の破壊力は抜群なので、意図的にギャグエピソードだけを抜き出して見るのもアリだと思います。

 

■『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(1996年~2004年:344話以上)

(テレワークオススメ度:★★★★★)

ご存知、少年ジャンプ伝説的(……以下略)。テレビ放送8年という銀魂に匹敵するボリュームはもちろんのこと、マンガでもお馴染みの安定感のあるギャグやネタは"ながら見"に最適。原作よりもシリアスやいい話があったり、放送が20~25年前ということでノスタルジーを感じるかもしれませんが、基本的には1話完結でどの話から見ても楽しめます。バカバカしさではボーボボが勝りますが、分かりやすさや見やすさなどでいえば、こち亀が有利かつボリュームは文句なしなので、個人的には"ながら見に最適なギャグNo.1”だと思います。

 

以上、誠に勝手かつ大きなお世話ながら、テレワーク中の皆様に役立ちそうなギャグアニメを3つほどオススメさせていただきました。単純に"ギャグアニメ"なら『ギャグマンガ日和』や『ポプテピピック』『てーきゅう』『ぼのぼの』等々、いくらでもあるとは思うのですが、「長期間・ながら見・注意力不要」という特殊条件を満たすとなると案外選択肢は減っていきます。

昨今は通年アニメが減少し1クールのアニメが主体になったり、短編アニメが人気になるなど、連続視聴にはボリュームが足りない作品が多いと思いますので2000年代前半以前のテレビアニメなどは狙い目かもしれません。

まあ、そもそも「テレワーク中にアニメなんかみてんじゃねぇ!」的な正論があるかとは思いますが、オフィスのぬったりした空気で、キーボードや電話の音、悲喜こもごもな人間の会話を聞くよりははるかに気分転換になると思いますので、皆さんのどうか参考にしてみてください。

【今週の少年ジャンプ】ジャンプアニメ変化の一歩となった「ヒロアカ」

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[表紙]『僕のヒーローアカデミア』(4回目)

まもなくアニメ第6期が放送開始となるヒロアカ。以前どっかで書いた気もしますが、ヒロアカはアニメ第1期を含めて全てクール単位で放送されております。厳密には第1期のみ1クールで残りは半年・2クールの放送期間ですが、同世代の『ワールドトリガー』『ブラッククローバー』は通年放送だったので、実はジャンプアニメとしては先進的だったのです。

これ以降ジャンプアニメのほとんどは『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』のようにクール単位での放送になったので、ある意味ジャンプアニメはヒロアカ以前・以後に分けられるといえるのです。

 

~~~~  金未来杯評価  ~~~~
『絵に描いた餅を描いた餅』(林快彦)

作画……キャラクターの枠線や背景もスッキリしており、読みやすく合格点。

内容……少年誌ではまず描かないちょっぴり重いドラマだが、読むと引き込まれる。
評価……(○)連載作品となると競合や今後の展開に不安が残るが、読み切りとしては良い出来。

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~~~~ 新連載予想(2022.09) ~~~~

『大東京鬼嫁伝』………×

迷いましたが、厳しめな評価を下しました。先週あたりで、微妙にバトル展開に持っていきそうな設定が登場し、1話ごとの(笑い)もラブコメとしては少なく、どちらのジャンルとしても中途半端になりそう。

 

『ギンカとリューナ』……○

こちらは期待値込めての判断。展開やキャラクターの掛け合いにテンプレ感が少なく、良い意味で今後の展開が予想できない。ただし○○試験とか始まったら死亡フラグ

~~~ 以上 ~~~

【今週の少年ジャンプ】パンクハザード編以来、先が読めない話が続くワンピース

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[表紙]『ONE PIECE』(七回目)

相変わらず『ONE PIECE FILM RED』がヒットしているワンピースですが、原作本編はワノ国編エピローグから続々と新事実や新展開が判明してネットを盛り上げ続けています。何しろパンクハザード編で錦えもんやローと会合して以降、長らく当面の目標であったワノ国解放およびカイドウ撃破が終わった結果、次の展開が予想できない状態になっているのですから。

もちろんファンによる予想はいくらでもありますが、ドレスローザやビッグマム編はあくまでワノ国までの過程で、いずれカイドウと戦うことは皆がわかっていたのに対して、今現在のワンピースはクライマックスが迫っている以外は次になにが起こるかは不明という、まあ1話1話がワクワクさせられるある意味フィーバーのような感じに。

正史扱いになるとされるフィルムレッドとの整合性(こじつけ?)も注目ですし、今後も諸々楽しみですね。あとはアニメがワノ国編を終わらせるのにどんぐらいかかるのか……。

 

来週は新連載予想……と思ってたら今年もついにやってきてしまいました。“少年ジャンプ登龍鬼門”と言えるあの企画「金未来杯」が……。

……本当に要りますか?やる必要?

【持論アニメコラム】「ガルパン」の原点が味わえる珍作(?)『クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦』をプチ解説

まもなく放送10周年を迎え、様々な記念企画が発表された『ガールズ&パンツァー』(以下「ガルパン」)。2022年現在、TV放送12話、OVA1作、劇場版1作、最終章3作ほか総集編が公開され、舞台となった茨城県大洗町へのファンによる聖地巡礼が話題になるなど、2010年代を代表するアニメの一つとなりました。

そんな「ガルパン」の知名度とともにその名前が広く知られるようになった水島努監督ですが、実は長らくシンエイ動画で国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』のメインスタッフの一人として働いていました。そして、初監督作品となったのも、何を隠そう劇場版での「クレヨンしんちゃん」だったのです。

今回はそんな水島努監督が制作スタッフとして深く関わった『クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦』および同時上映『クレしんパラダイス! メイド・イン・埼玉』について、主に「ガルパン」の視点からご紹介したいと思います。

 

ガルパンで発揮された演出の原点?ひまわりが主役の「一人称視点」ストーリー

1999年公開の「温泉わくわく大決戦」は、映画冒頭は本編ではなく先述した同時上映の短編アニメ『クレしんパラダイス! メイド・イン・埼玉』から始まります。複数の物語をまとめた形で作られたこの作品こそ、水島努初監督作品なのです。その中で「ガルパン」的にとくに注目したいのが、サブタイトル名「ひまわり ぁ GOGO!」です。

こちらはしんちゃんの妹ひまわりが家の中を動き回る様子をひまわりの視点、いわゆる”一人称視点”で描いた物語。つまりは「ガルパン」で度々使われて好評を博した“戦車視点”演出のまさしく原点ともいえるです。

さすがに20年以上前の作品でCG技術なしの手描きということで、まったく同じとはいえませんが、壁にそって走ったり(※正確にはハイハイ)、テーブルの下などをくぐり抜ける様子はどこか既視感があります。

とくに階段から滑り落ちるシーン(※ひろしに体当たりしてお腹に乗った状態)は、「劇場版ガルパン」の磯前神社の階段を下りる場面やCV33のジェットコースターのシーンを彷彿とさせます。

近年のCG技術で奥行感が出せるようになり、激しい機動の様子や主人公のリアルな視点を描くために増えてきたこの「一人称視点」。そんな演出をCGを全く使わず、走行シーンどころか赤ん坊のハイハイで採用するという大胆な発想は今思えばかなり先進的。それが「ガルパン」制作に生かされたことは、勝手ながら間違いないと思われます。

なお、この"一人称視点"は本編内のハンヴィーでの走行シーンの一部でも使われました。

 

■「クレしん」初かつ唯一?自衛隊のリアル戦車と正確な挙動を描く

「温泉わくわく大決戦」本編中盤において、悪役たちの巨大ロボが春我部へ向けて進撃し、それを食い止めるべく自衛隊が登場します。比較的ファンタジーな内容が多い映画クレヨンしんちゃん自衛隊が出てくるのは極めて珍しい、というか個人的な記憶の限りでは唯一の例です。

82式指揮通信車に先導されて90式戦車および74式戦車が往年の怪獣映画のごとく「怪獣大戦争」のマーチを流して現れ、その後ゴルフ場で巨大ロボを迎え撃つわけですが、この時点で「ガルパン」ファン的には2つの記憶が頭をよぎります。

まずBGMではなく戦車側からスピーカーで音楽を流して走行するシーンは、『ガールズ&パンツァー最終章』第2話の知波単学園の合唱を思い出させます。そして、ゴルフ場に戦車という状況は、戦う相手が違うものの『ガールズ&パンツァー 劇場版』冒頭の攻防戦を思い起こさせます。

一連の音楽に関しては、この後使われた「ゴジラ」を含めて本編の監督を務める原恵一さんのアイデアらしいですが、「温泉わくわく大決戦」には音楽担当として「ガルパン」でもおなじみの浜口史郎さんが参加しており、偶然の一致以上のものを感じます。ちなみにですが普通、戦車にスピーカーは標準装備されておりません。

ゴルフ場での迎撃シーンについては、怪獣映画でよくある戦車がスタンバイ済み状態をすぐ映すのではなく、その前にわざわざ信地旋回の細かい挙動まで再現、射撃や着弾の爆発も緻密に描くなど、かなりのこだわりが感じられます。

個人的には『シン・ゴジラ』の多摩川迎撃シーンを見た時には、往年の怪獣映画よりも「温泉わくわく大決戦」のこちらシーンを思い出すほど、今見てもリアリティを感じる出来栄えだったと言えます。

 

以上、個人的なガルパン視点で「温泉わくわく大作戦」について説明させていただきました。年齢的にクレヨンしんちゃんを見てたのが、劇場版でいえばこのあたりの年代なので思い入れが強いのですが、実はこの作品、興行収入的には歴代最低の9.5億円になるそうです……。

確かに自衛隊や政府などの現実組織や実在する兵器が登場して、町が破壊されるなどなかなか生々しさを感じる作品ではありますが、大人になってから観るとけっこう見応えがあると思います。「温泉わくわく大作戦」を含む2000年代前後は「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」や「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」など名作が揃っていますので、昔見た人も未体験の人も是非一度ご覧になってください。

 

……ジブリと違って、前作以外のテレビで旧作の放送は滅多にありませんから。

【今週の少年ジャンプ】ワンピースとブラクロがサムライバトンタッチ

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新連載『ギンカとリューナ』(渡辺シンペイ)

雪だるま×魔法ファンタジーという、なかなか興味深い組み合わせの新連載。軽く調べたら昨年春に別作品の読み切りが載ってました。内容は思い出せんが誉めてたようです。

先週妖怪モノに苦言を呈しましたが、実はファンタジーはファンタジーでジャンプだとあまり需要がなくて、現連載陣の人気作である『ブラッククローバー』『マッシュル -MASHLE-』も同世代と比べると知名度が一歩劣る不思議現象が起きてます。果たしてそれを打開できるのか?

 

さてそんなブラクロですが、なんと最終章突入まもなく新たな舞台が登場しました。その名も“日ノ国”。……そう、『ONE PIECE』で“ワノ国”編がようやく終わってタイミングでブラクロは“日ノ国”編がスタートしました。ぶっちゃけ笑いました。物語的にいつかヤミ団長の故郷は出ると思いましたが、こんな偶然があるんですね。みんな侍はいつか描いてみたいですかね。

 

そんなワンピースはワンピースでまたまた新事実、ハンコックの動向が明らかになったりしましたが、黒ひげ海賊団と海軍双方をほぼ壊滅させて、黒ひげとタイマンとか「スタンピード」で見せた実力は伊達じゃなかったようですね。

 

さて残り4ヶ月でどんなジャンプニュースが出るかまだまだ目が離せませんね。

【今週の少年ジャンプ】いつからジャンプは妖怪のラブコメが好きになったの?

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新連載『大東京鬼嫁伝』(仲間只一)

一年ぐらい前の読み切り掲載から晴れて連載を獲得したようですね。とりあえずおめでとうございます。

にしても『ゆらぎ荘の幽奈さん』完結からの『あやかしトライアングル』移籍からの、今回の新連載である下町モノノケバトルコメディ……。

編集部に妖怪ラブコメ好きでもいるんでしょうか?

二匹目のドジョウどころか、三匹目を狙っているようで、その魂胆に他のジャンプ読者が白けないかちょっと心配です。いや待てよ、『ウィッチウォッチ』も妖怪モノとカウントしたら四匹目……?ヒロインは魔女だからセーフ?

キャラデザや絵的には割と好みなんですが……。まあ3話まで待ちましょう。

 

そして、今週のプチネタとして伊原大貴先生が『恋するワンピース』出張読み切りで本誌にカムバックしました。「ONE PIECE CARD GAME」の宣伝目的なので『守れ!しゅごまる』のネタはなし。ギャグマンガ的にはどうせなら無理にでもぶっこんでほしかったですけど……。

 

あとは打ち切り作品は予想通り。珍しくだいたい新連載予想通りになりました。『あかね噺』はついに電子版でコミック買いました。ちょうど次号で連載から半年ですが、物語が最初の一山を越えた感じ。

……なんか今年はもうこれ以上ヒット作は厳しい気がしてきました。

【今週の少年ジャンプ】「アンデッド」アニメ化の裏で残るもう1つの「スパイ家族」

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[表紙]『アンデッドアンラック』(二回目)

アニメ化発表おめでとうございます。『僕とロボコ』『マッシュル -MASHLE-』に先を越される形になりましたが、2019年1月の読み切り掲載からおよそ三年半を経ての待望の映像化。個人的なことに当時から第一印象は良かったので己の眼力を誉めたい一方、連載3ヶ月あたりで、話がややこしくて読むのは止めたは根気が足りませんでした。

しかし、これでロボコ以前の作品は全てアニメ化……と思ったら『夜桜さんちの大作戦』がまだか。あれ?十二分に人気のはずなのにまだ?といっても年内ぐらいには発表されそうですけどね。

~~~~~ 読切評価 ~~~~~

『おイナリ』(沼駿)

評価……△

 

お稲荷信仰コメディ……個人的には好きです。

沼駿先生のギャグセンスはどちらかといえば感覚が合うので好きなんですか、ポップな作画がちょうど笑いとシリアスの中間に位置する感じで……何かがおしい。

今回の読み切りもギャグ寄りのラブコメ感が強くて、悪く言えばどっちつかず。それが先生の良さなんですが。

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さてそんな今回の読み切り含めて昨今“妖怪”が大好きなジャンプですが、なんと来週号新連載二連弾で、一つ目は妖怪モノ。

……いやとりあえず来週まではなにも言うまい。